私の後を付いてきた三毛猫は私が座るとゆっくりと近付いて来て私は彼女を撫でることができました。
時間が経つにつれ、彼女はますます頻繁に訪れるようになりましたが、人通りがあったり家の扉が空いたりすると逃げてしまいました。三毛猫はまだ人間をとても怖がっていました。
それでも私は三毛猫が私に信頼を置き始めているのが分かっていたので希望を持ち続けることができました。
私は三毛猫に大好きなカリーという名前を付けました。

私とカリーは外で一緒に過ごす時間が増えて行きました。彼女を撫で一緒に座って過ごす間に私と彼女の間には絆が生まれ始めていました。
しばらくすると何か彼女を怖がらせることがあってもカリーは逃げずに私のそばから離れませんでした。
野性に生まれたカリーでしたが、私は彼女ならいい家猫になれると思いました。

その頃、私はカリーのお腹が徐々に膨らんでいることに気付きました。カリーは妊娠しているようでした。
私は安全な場所で出産産させたいと思い、自宅の中に産屋を用意しました。
しかしある日曜日、姿を見せたカリーでしたがすぐに去ってしまいました。
数日後近所の人に子猫を咥えている野良猫を見たと聞くまで私はカリーに会うことができませんでした。
きっとカリーだと思い、私は自分の部屋に私の猫を入れ玄関を開けてカリーと子猫を探しに行きました。

近所の人がその場を去って1分ほどすると子猫を咥えたカリーが姿を現しました。
彼女は私の家に入ると産屋に直行したのです。
こんなことは初めてだったのでショックでした。私はカリーと子猫を撫でました。
しばらくして起き上がったカリーは外に出て1匹ずつ子猫を運んできました。
全部で5匹、カリーは全ての子猫を無事に家の中に運びました。

カリーは私を信頼していました。彼女は授乳の途中で私に甘えるために起き上がることがあり、私は彼女が動かなくていいように傍に座って彼女を撫でました。
私は子猫全員が元気に育ってほしかったのでハンナ・ショウのビデオを見て気を付けるべきことを学びました。子猫に何か問題が起きていないか観察し、カリーの子育てを支えようとしました。

カリ-と子猫たちが家の中に来て数日後、子猫たちは少しずつ歩くことを覚えはじめました。
私は子猫たちが危険にさらされる寸前で確保することができたことをとても嬉しく思いました。
さらに、その数日後私たちの地域はひどい嵐に見舞われました。もしかしたらカリーはそれが分かっていたのかもしれません。
カリ―は素晴らしい母親で子猫に何か問題が起きかけるとすぐに私に教えてくれました。
私とカリーは協力し合い、子猫たちは順調に成長しました。

私はすでに猫と暮らしていてカリ-と子猫達にはそれぞれ新しい家族を探そうとしていました。
カリーはまだ私以外の人にはシャイでしたが、私には厚い信頼を置き私が傍にいるとすぐに喉を鳴らしました。私はカリーがすでに自分の家を見つけていると思いました。私はカリーを家族に迎えることにしました。

全ての子猫が家を見つけるまでに何か月もかかりました。
子猫たちは8か月を迎え、今はすべて自分の家で幸せに暮らしています。
私は子猫を育てることになるとは思ってもみませんでしたが、全員が生き延びてくれたことに感謝しています。大きな喜びをもたらした素晴らしい経験でした。
子育てを終え自分の人生を楽しんでいるカリーは3歳を迎えようとしています。