帰宅した住人の話によると、男性は8年に渡りのベランダで野良猫たちに食べものを与えて世話をしてきたそうです。男性は野良猫のためにも避妊治療を考えていたそうですが、どこに相談すればいいのか分かりませんでした。男性は私たちと話ができてとても喜んでいました。
私と夫はブロックの山に潜んでいた野性味の強い子猫2匹と父猫を確保し、トラップで母猫を捕まえることができました。
家族全員を地元の動物診療所へ連れて行き避妊治療とワクチンの接種を受けてもらいました

ベランダで見つけた子猫は体がゆらゆらと揺れていました。兄弟はシューシューと音を立てたり突進したり激しく威嚇していましたが、その子猫だけは唸り声を上げただけでした。さらに私たちに触れることを許してくれました。
しばらくして子猫の様子を見に行くとケージの中の子猫は落ち着いていました。
私は子猫が受け入れてくれることを願ってケージの中の子猫を抱き上げてみました。

子猫は私の腕の中で落ち着いていました。そして、私の胸に手を伸ばしてしがみついて来たのです。
シャイだけど優しい子でした。

子猫の右耳は少し曲がっているのに気づいた私は十クルト観察することができました。
耳の中に大きな傷跡があり瘡蓋ができていました。恐らくほかの猫か動物に咬まれたようです。ゆらゆらと揺れる子猫は俊敏に動くことができないために彼を狙う捕食動物や車を回避することができません。
子猫は外の暮らしにとても苦労していました。

生後2か月半、兄弟より小さかったオスの子猫はディディーと名前を付けました。野性味の強い彼の家族は元の棲家へ帰ることになりました。
はじめはベッドの外で戸惑っていたディディーでしたが、次第に家の中での暮らしに適応し始め、ボールから食べものを食べたり、トイレを使ったり、オモチャで遊ぶようになりました。
キャットフードやトイレの砂をこぼしたりしますが、幸い完璧に動くことができました。
抗生物質の効果が現れ耳の瘡蓋は次第に小さくなっていきました。

ディディーは彼らしくゆっくりと私たちに心を開いて行きました。
私が彼の様子を見に行くと、ディディーは喉を鳴らして抱き締められるのを楽しみにするようになりました。
2週間もたたないうちにディディーは耳の傷が回復し、体も大きくなりました。
私はさらに社会性を育てるために彼を養育室から家族の生活スペースに移しました。そうすることでディディーは生活音になれることができます。

私の姉妹は美容師で同じサロンで仕事をしています。
ある日私はディディーを連れてサロンに出かけました。
私に抱かれたディディーはサロンで初対面の人達に歓迎されていました。
ディディーゆっくりと確実に自信を付けていました。

11月8日、幸せなことにディディーを訪れたカップルがひとめで彼に心を奪われました。
ディディーは来週、もう1度獣医師の予約があり耳の傷の回復を確認します。そして金曜日には新しい家へ旅立つことが決まりました。
新しいママの腕の中でディディーのまなざしは自身に満ちていました。

先天的な異常を抱えた小さなディディーは通りで生きることに苦労していました。
通りから救助され、私の胸にしがみついたディディーに私たちはディディーならきっと誰かの喜びになると確信しました。
ディディーの新しい人生がもうすぐ始まろうとしています。