私は子猫を放ってはおけなくて茂みから出てくるように説得しようとしましたが、子猫は怖がって動こうとしませんでした。私が近付こうとしたとき、子猫は弾丸のように走って逃げ、店舗の裏門から路地へ逃げ込みました。私は後を追いましたが、見つけることができませんでした。

自宅に帰っても子猫の心細くて悲しそうな目が頭から離れませんでした。
翌日の夜、私はボーイフレンドに手伝ってもらい、トラップを持って子猫を見失った辺りに設置しました。

子猫が居ないか見渡していたとき、懐中電灯を持って何かを探している男性が居ました。彼は自宅の周辺で子猫の鳴き声がしているので探しに来たのだと言います。
私とボーイフレンドは男性と一緒に子猫を探し始めました。
すると大きなゴミ箱の後ろに隠れている子猫を見つけました。
私は反射的に動いて子猫を捕まえることができましたが、子猫はシューッと威嚇しながら体をよじって逃げようとしました。
慎重にキャリーケースに入れて落ち着かせるためにブランケットをかけました。

自宅に連れて帰りましたが、その夜はちょっと大変でした。
子猫は何度もシューッと威嚇しましたが、私を咬んだり引っ掻いたりはしませんでした。ただ怖くて心細いだけでした。
子猫の左目は感染症のために腫れていて身体は汚れ、ノミだらけでした。
お風呂に入れて専用のクシで徹底的にノミを取り除くと少し落ち着いてきました。
タオルでそっと拭いてたっぷりの食べものを傍に置いて寝かせました。子猫は何日も食べていなかったのかキャットフードの中に飛び込むように食べました。

子猫が落ち着いたので、ボーイフレンドとほかの子猫や母猫が居ないかもう一度現場へ確認に行きましたが見つかりませんでした。
翌日、子猫を動物病院へ連れて行きました。
子猫は生後約6週のオス、マイクロチップは見つかりませんでした。必要な治療を受けた後、子猫は自分が安全だと気付いたらしく、急に鳴くようになりました。

私たちは子猫が時期を迎えたら引き取り手を探そうと考えていました。
子猫に感染症の心配がなくなったとき、私たちのペットに紹介することにしました。
4歳半のブルックリンは野良猫でした。保護されたシニア犬のグッケンハイムとブルックリンは子猫を受け入れ好意的でした。中でも建設中の地下鉄から救出された4歳のハドソンに子猫はとても懐いたのです。

ハドソンは子猫が何を必要としているかを知っているかのようでした。
2匹はお互いに身繕いをし合い、一緒に寝て一緒に遊んでいました。もし、2匹のうちのどちらかが離れた別の部屋にいたらどちらかが鳴いてどこにいるのかを探していました。
あっという間に強く結びついた2匹を見て、私たちは子猫を手放すことを止めました。
私たちは小猫にブロンクスと名前を付け、正式に家族に迎えることにしました。

ブロンクスは特に私たちの注意引きたいと思ったら、信じられないほどおしゃべりになります。まるで彼と会話をしているような感じです。
彼はキスが大好きで、私たちとキスするために足元から上ってきます。
ブロンクスは肩やひざの上に座るのが大好きで、変わっているのは水が好きで一緒にシャワーを空浴びてみようとします。
キャビネットを開けることを覚え、中の引き出しを開けて逃げるいたずらが大好きです。

すっかり成長したブロンクスはちょっと変わりものだけどとても愛おしい存在になりました。
茂みの中で怯えていた子猫は私たち家族の一員に加わってのびのびと暮らしています。
あの時、茂みの中の目は家を見つけていたのかもしれませんね。