店舗の駐車場は来店客の車の出入りが激しく、デイビットさんは数匹の子猫に危険が及ぶ寸前で発見することができました。
段ボール箱の中には人間用の哺乳瓶2本と人間用の粉ミルクの缶が入っていました。嵐が来ると分かっているのになぜシェルターに連れて行くことができないのでしょう。
箱の中の状態やミルクの周りにアリがいなかったことからそれほど時間が経っていないと思われました。

デイビットさんが助けを求めたスパークル・キャット・レスキューはすぐに子猫のお世話を引受けました。
幸い子猫たちはおおむね健康でしたが、涙目の子もいればくしゃみをして上気道感染症の兆候が見られる子もいました。何よりとてもお腹を空かせていたので、注射器を使ってミルクをあげながら24時間体制の養育ができるボランティアを探しました。
すると救援ボランティアのひとり、サラ・ケリーが快く引き受けてくれました。
デイビットさんは子猫たちに安心して過ごせる家が見つかったことを知ってようやくホッとした様子でした。

サラは自宅の養育室に子猫たちのベッドを用意し、ママの代わりの大きなぬいぐるみを置いてあげました汚れていた子猫たちを1匹ずつお風呂に入れ、ノミを取り除いて体をきれいにしてあげるとたっぷりのミルクをあげました。
温かくてふかふかの毛布の上で大きなぬいぐるみに群がるように子猫たちは寄り添いあって眠りました。

サラは子猫たちの体調に細心の注意を払ってお世話し、そのおかげで子猫たちはどんどん体重を増やし始めています。
サラは子猫達に甘いアイスクリームに因んだ名前を付けました。

6匹の中で一番優しくて甘い個性を持ち、大きな声で鳴くオスの子猫はバニラ、通称ヴァン。
オスの中で最も小さい子猫にチョコレート・チップ通称チップ。
6匹の中で最も大きな子にロッキー・ロード。彼はいつもミルクの時間に一番乗りをして、最後までサラのそばから離れようとしません。

6匹の中で一番小さなメスの子にキャラメル、通称カラ。小柄だからといって甘く見てはいけません。カラは勇敢です。
甘い顔立ちのクッキー&クリーム、通称CC。そしてナポリタン通称ネア。
3匹のオスと3匹のメスの子猫たちの目やクシャミはすぐに回復にむかい、オモチャに囲まれた暮らしを楽しんでいるようです。

子猫達を見つけたとき、デイビットさんは近くで泥だらけの成猫を見かけ、体長の悪そうな猫をとても心配していました。彼はその猫を保護して治療を受けさせたいとトラップを仕掛けながら探し始めました。

デイビットさんのように尊い命のために尽力する人がいる一方で、この子猫たちのように尊い命が簡単に捨てられる現実が繰り返されています。私たちは子猫たちのママがどうしているのか、さらに再び同じことが繰り返されないかと心配しています。

子猫たちは時期を迎えたら準備を整えて新しい家族を探すことになりますが、嬉しいことにすでに問い合わせが多く寄せられ始めています。子猫たちにはきっといい出会いが待っています。私たちはその日を楽しみにしています。