ラルフがシェルターに保護されたとき、250gにも届かない小さな体は埃にまみれていました。
お世話を引き受けたラルフを抱き上げたとき、彼は小さな手足を嬉しそうに振って宙でふみふみをしたんです。ラルフは自分への注目と温かい腕が嬉しくてたまりませんでした。ラルフには兄弟のような存在が必要だと思いました。

ラルフがシェルターからやって来た数日前、私たちはバーバリーと名付けたメスのタビーを迎えていました。ラルフより少しだけ大きなバーバリーも1匹で保護され、彼女にも一緒に過す存在が必要でした。私たちはラルフとバーバリーをペアで育てることを決め、2匹はミニ・キャット・タウンのディレクターを務めるローラの自宅でお世話をすることになりました。

ローラの家には他にも育てられている子猫たちが暮らしています。
10日の間2匹には別々のスペースを与えられ、ローラやその家族からたっぷりの愛情を注がれて過ごしました。

いよいよ2匹を紹介しようとしていた朝、バーバリーは思いがけない行動でローラ達を驚かせました。

ローラがラルフに朝食をあげようとしたとき、彼女は彼の囲いに中にバーバリーが居るのを見つけたのです。
バーバリーは、その日紹介されるはずのラルフの囲いの中に無理やり体を押し込んで入ったようでした。

バーバリーの突然の訪問にはじめは戸惑っていたラルフでしたが、彼は突然バーバリーの後を付いてまわりました。そしてバーバリーの顔に前足を当てて何かを確かめようとしているようでした。すると、バーバリーがラルフの顔に同じように前足を当てたのです。

2匹のうちでより社交的なバーバリーは、ラルフがどう思っていようとラルフと遊びたいようでした。彼女はラルフにレスリングに誘い始めました。
しばらくすると、2匹はまるで姉弟のように遊んでいました。

バーバリーはとても穏やかで愛情深い性格、それにとても好奇心が強くて遊び心があります。一方のラルフはとてもおしゃべりです。お腹が空いたり、私たちに構ってほしいとき、それからバーバリーとの遊びに飽きたときに一生懸命おしゃべりをします。

ローラや家族がかまってあげられない時、2匹はいつも寄り添って過ごしています
2匹はレスリングをしたり追いかけっこをしたり、遊び疲れたら腕を組んでお昼寝をしています。
お互いにひとりぼっちだった子猫たちは順調に成長しています。