その猫に私は『おしゃべりチャーリー』と名前を付けました。チャーリーはコロニーからいなくなることはなく、空腹だったので最終的に私が差し出したごちそうを食べました。
身体があまり汚れていないので最近まで誰かの飼い猫だった可能性が高いと思いました。
次の夜もチャーリーはコロニーに姿を見せ、今度はほかの猫と一緒に夕食を食べました。
チャーリーにとって幸運だったのはこのコロニーの猫たちに受け入れられ、コロニーから離れずにいたこと。
チャーリーには他に行くところが無いようです。数日の間に次第に私がいることに慣れ、私は撫でることができるようになりました。

チャーリーは食欲がありますが、明らかに口の中の問題は彼女を苦しめていました。
私はチャーリーを家に連れて帰り、動物病院に予約を入れました。

チャーリーは暖かく安全な家の中にいることをとても喜んでいました。横になった私の胸の上に上ってきて私の顔に顔をこすりつけてきました。

チャーリーは歯の数本が折れていて歯茎が炎症を起こしていたため口をしっかり閉じることができずにいました。獣医師に抗生物質とステロイドを処方され、痛み止めももらい、折れた歯の抜歯の予約を入れました。
生後約1年、幸いFIV/FeLV(猫免疫不全ウィルス感染症/猫白血病)には陰性でした。予防接種を済ませ、歯茎が治ったら避妊治療を受けます。

チャーリーの個性なのかそれとも不安分離の傾向があるのか・・・そう思ってしまうほどチャーリーはひとりにされるのを嫌がりました。
シャワーを使っているとバスルームの湯気の向こうにチャーリーがひっきりなしに鳴いている姿が見えました。
そして、ほかの猫と一緒にいるのが大好きでした。

数週間の間、治療のために隔離していましたが、避妊治療まで終えたところで私たちの猫に紹介することにしました。
2年前、チャーリーを見つけた場所で見つけたガーフィールドは私の猫の中で最も穏やかな性格です。

先住猫と新しい猫を紹介し合うとき、気を付けていたいことは新しい友達を楽しみにしている猫が少し威圧的になる傾向があるということです。数週間をかけてゆっくりと進めていく方がいいでしょう。
お互いに身繕いをするのは親しくなった証ですが、毛繕いをする猫の方が主導権を主張する非暴力的な方法でもあります。
お互いに毛繕いをしていた2匹が突然ケンカを始めるのはそのためです。

ガーフィールドとチャーリーは殆どの時間を一緒に過すようになっていました。

私たちがガーフィールドを救出したとき、チャーリーはまだ生まれてもいませんでした。
同じ場所で救った2匹がこうして固い絆を結んでいるのを見るのは素晴らしかった。

チャーリーは私たちの家族同然に暮らしていました。チャーリーは毎朝、5時になるとベッドの上に上がってきて私たちを起こしてくれました。

チャーリーを救出して2か月半が経ったとき、彼女はラブという姉が待つ永遠の家へ旅立って行きました。

ニューヨーク市には約50万匹以上の野良猫がいます。
私たちは通りで暮らす猫たちを手助けする活動をしてきました。野良猫のコロニーの世話をしたり、治療の必要な猫を助けることは勿論重要ですが、チャーリーのように捨てられるペットに対しての積極的な対策も必要です。
ペットが捨てられる最大の理由は行動上の問題と世話にかかる費用があげられます。
私たちはほかの非営利団体と協力し合いニューヨークで暮らす低所得者に対して避妊治療や予防接種を利用しやすくする活動を始めました。

チャーリーは人間の傍にいることが大好きでした。私が彼女を見つけたとき、彼女はとても傷ついていたでしょう。それでもチャーリーは私にしきりに話しかけてきました。

彼女は今、ラブと一緒にママの帰りを窓辺で迎えています。