母がグラディスという子猫を連れて帰って来た日、子猫は一切怖がる様子もなく子猫の方から私たちの方へ近付いて来ました。
子猫は私たちの膝に上がり、喉を鳴らして甘えてきました。
その日から子猫は家の中で私の後を付いてまわるようになりました。
私たちは子猫にグレイシーと新しい名前を付けました。

グレイシーは最初の夜、私の腕の中で丸まってぐっすりと眠りました。
彼女はまるで人間の赤ちゃんのように私の腕に抱かれているのが嬉しくてたまらないようでした。
それから数日グレイシーは夜眠るとき、私の腕と胸の間でお腹を見せて眠り、それが習慣になりました。

朝、私が目を覚ますとグレイシーは私のベッドで寄り添うのが大好きでした。
やがて、彼女は私が目覚まし時計のアラームで目を覚ましていることに気付きました。
アラームが鳴り響くと私は止めようと動き始めます。グレイシーはアラームがベッドに飛び上がる合図になると学んだのです

私はグレイシーの大好きな時間を確保するために、毎朝起きなければならない時間より30分早くセットするようになりました。
グレイシーは首や胸のくぼみで喉をゴロゴロと鳴らして過ごすのが大好きです。
いつしか朝のグレイシーとの時間は私にとっても楽しみな時間になり、時間があるときはそのままベッドから出ないこともあります。

私が帰宅したときからグレイシーは私の傍で過ごす準備ができています。
私が自宅でパソコンの前に座ると、グレイシーはすかさずやってきて私の膝の上に上ってきます。
2時間ほどパソコンデスクの前に座っているときはグレイシーを左腕に抱き、右手でマウスを操作します。

すっかり成長したグレイシーですが、子猫の時からずっと変わらないことがあります。
彼女は何かをしてほしいときはっきりと鳴き声で伝えます。
ときどき私たちは会話のようなやり取りをしています。
和あたしがデスクに向かっているとき、前を横切ったグレイシーをスルーしたら彼女は鳴き声で抗議するでしょう。

母が私のために連れてきたグレイシーとの暮らしは1年になりますが、グレイシーを迎えた私たちは以前に比べて笑顔が増えました。

グレイシーを見つけてくれた母に感謝しています。