12年前私たちの家族に加わったピクシーは小さな子猫でした。彼女は好奇心が旺盛で小さなときから冒険が大好きでした。
ピクシーには彼女がずっと大切にしているたくさんのぬいぐるみがあるのですが、彼女は外に出かけるとき必ずといっていいいほどその中の誰かを銜えて出かけてきました。

ピクシーの部屋にはぬいぐるみを入れる大きな箱を置いてあり、彼女の部屋の床には常にいくつかのぬいぐるみが置いてあります。
私たちは週に1度、ハウスクリーニングをお願いしているのですが、掃除機が彼女の部屋に近付くとピクシーは床に出ていたぬいぐるみを一つ残らず箱に戻し、掃除機が部屋を出て行くとすぐにいくつかを箱から出して家の中に置いていきます。

私たちがぬいぐるみを銜えたピクシーを見ているのに気づくと、彼女はなぜか立ち止まってぬいぐるみを地面に置きます。

ときどき、彼女は温室の中や庭にぬいぐるみを忘れていることもあります

そして、私がぬいぐるみを洗濯すると彼女は洗濯の匂いが取れるまで2日ほどそのままにしています。

1年ほど前、ピクシーは一番大切にしていたお気に入りのぬいぐるみを失くしてしまいました。私は変わりを見つけるためにネットでひとつを購入したのですが、残念ながらサイズが大きすぎました、
それが偶然、1か月ほど前に家の中で見つかったのです。
埃にまみれていましたが、勿論きれいに洗濯してピクシーのお気に入りに復活しました。

冬の間、さすがのピクシーも散歩にはでかけなくなります。
でもピクシーは家の中でぬいぐるみを銜えて運んでいます。お気に入りの部屋にいくつかを持ち込むこともあります。
やっぱりピクシーの傍にはつねにぬいぐるみが必要なようです。

私が庭で日光浴を楽しむためにマットを広げていると、ピクシーはその上にぬいぐるみを持ってきてくれたりもします。
そして、私が大好きな『スター・トレック』を観ていると私の傍に寄り添って付き合ってくれます。

私はエーラスダンロス症候群と慢性疲労性症候群といくつかの疾患を抱えています。
私の体調がすぐれない時、私たちの猫はいつもそばに寄り添って励まし元気づけてくれました。

ピクシーの冒険は単に彼女の楽しみというだけでなく、私の辛い時間をいつも明るくしてくれました。
12年前、一緒に暮らし始めたピクシーは私の人生を完全に変えてくれたのです。

あら、今日はあなたにそっくりな子を連れて行ったのね!