一面の野原の中、ひときわ背の高い草むらの中で子猫たちは身を隠していました。
発見者は母猫を探しましたが、彼女が戻って来ることはありませんでした。しかし、彼らは諦めず子猫達を保護した後もその地域で探し続けていました。
子猫たちは骨と皮にやせ細っていて、汚物とノミに覆われていました。
その中で最も小さなグレーの子猫は、感染症のために目が塞がり無気力で食欲もありませんでした。

私は子猫達を温かいお風呂に入れ、温熱パッドを入れた温かいベッドに心臓の鼓動を感じることができるぬいぐるみと一緒に置きました。
温かいベッドでお腹いっぱいになった子猫たちは少し気分が良くなりました。
私は3時間ごとの栄養価の高いミルクと栄養補給のためにサプリメント併せて与え、感染症の薬を与えました。

兄弟が元気を取り戻す中、グレーの子猫はとても弱く私は一時も気を抜けない状況が続きました。
生後4週を越えても体重は300gにも届きませんでした。
まるでネズミのように小さい子猫はもう少し発見が遅かったら、生き延びることはできなかったでしょう。
しかし子猫は少しずつ食欲をとりも不年始めていました。私は必ず子猫を健康な状態に戻すと決めていました。

約2週間、子猫たちは健康を取り戻し少しずつ体重を増やしていました。
グレーの子猫は兄妹に比べてまだ小さいままでしたが、ミルクをたくさん飲めるようになりました。
時期を同じくして、私はひとりぼっちで納屋で見つかったバーニーという子猫のお世話を引き受け、3匹と一緒のお世話をしていました。
兄妹にはタビーのオスにアンディ、タビーのメスにビー、そしてグレーの子にオピーと名前を付けました。
バーニーは兄妹とすぐに仲良くなり、4匹は本当の兄妹のようにいつも一緒に過しました。

オピーがミルクを卒業したのは生後7週を迎えた頃でした。
オピーは始めこそとても厳しい状態でしたが、その後は治療とお世話にとてもいい反応を見せるようになりました。私はオピーの頑張りに胸がいっぱいになりました。
オピーはカイロやフワフワの毛布、そして私の膝の上に乗ったり抱きしめられるのが大好きでした。

その後のオピーは着実に体重を増やし、順調に成長しました。
兄弟たちと元気にタックルし合って遊び、私の膝に競って登ろうとしました。
私はよく、子猫達に母猫の舌の感触に似た歯ブラシでグルーミングをしました。
オピーはいつも喉をゴロゴロと鳴らし、私のことを本当の母猫のように慕っていることを感じさせてくれました。

オピー達兄弟は生後2か月を経過し順調に成長しています。
オピーは瀕死の状態で発見されましたが、生き延びようとするとても強い意志を持っていました。健康を取り戻した今、オピーは人生を満喫していて彼は私への感謝をためらうことなく愛情で示してくれます。
私はオピーの人生に関われたことにとても感謝しています。

私たち養育ボランティアは、助けの必要な子猫達に安全に成長できる一時的な「家」を提供します。「家」には私たち「母親」の愛情が満ちています。そして彼らはここから新しい永遠の家に旅立って行きます。
それが救助と養育のすべてです。
オピー達兄弟もバーニーも、もうすぐ新しい家への旅立ちを迎えるでしょう。
私は幸せな涙を流した後に、助毛を必要とする子猫達を心から歓迎して新しい日々を始めます。