バージニア州アーリントンのノバ・キャット・クリニックで獣医師として働く私は、子猫にエスメと名前を付けました。
病院に連れてこられたエスメはとても小さく、とても脆い状態でした。私はエスメを危機的な状態にある子猫を助けるための院内プロググラムでお世話をすることにしました。エスメには24時間体制の高度なお世話が必要で時間ごとにチューブからミルクを与えなければなりません。体温を調節するために彼女を保育器の中に入れました。

エスメの目が開いたとき、彼女は保育器の中から顔を覗かせるようになりました。
エスメはとても小さなときから私たちに何かを要求する術を身に着けていました。エスメは彼女への注目とミルクを求めてよく鳴きました。そして、とても気まぐれな子でした。
エスメはとても早い時期からその個性を発揮し、彼女を見守る私たちは瞬く間に魅了されてしまいました。

保育器を出たエスメはその人懐っこい個性をさらに開花させました。
エスメは常に誰かの傍にいたがり、私は毎日エスメを仕事に連れて行き時間ごとのミルクを与えました。
彼女は私の肩の上に座ったり、忙しく働く私のポケットの中でお昼寝をするのが大好きでした。

エスメの状態が安定したとき私は養育ボランティアのライラに1週間ほどお世話をお願いしました。
ライラの家で暮らすエスメは家の中を動き回り、飛び回ったり走り回ったりととても元気に過ごしていました。
思い切り遊んだあとはライラの肩や胸の上に上ってゴロゴロと喉を鳴らしてやっぱり傍を離れなかったようです
エスメは生まれたときの危機的な状態がウソのようにとても元気に成長していました。

エスメが生後1か月を迎える頃、モートと名付けた子猫がクリニックに連れてこられました。
モートも健康上の問題を抱えていて、動物管理センターの友人に助けを求められていました。

エスメは勇敢で冒険心が強く、新しいことに挑戦するのが大好きです。エスメの積極的な一面はきっとモートにいいお手本になるでしょう。

しばらくしてエスメにモートを紹介したとき、小さなモートはエスメにパンチを繰り出したのですが、なんとエスメは思い切り反撃に出てモートを黙らせてしまいました。
しかしその時以来、2匹は意気投合し親友になりました。
エスメは勇敢で冒険心が強く、新しいことに挑戦するのが大好きです。エスメの積極的な一面はきっとモートにいいお手本になるでしょう。

生まれた時に母猫に拒絶されたエスメは生き延びることができるのか誰にもわからない状態でした。
私たちの懸命のお世話に応えるように、小さな子猫は見事に生き延び大輪の花を咲かせようとしています。
とても生意気でそれは弟のような彼女の親友、モートも同じです。
私たちは小さな2匹がこれからどんな成長を見せてくれるのか楽しみでなりません。