その丸いほっぺに因んでマックチークスと名付けられた野良猫は、通りをさまよっているところを地元のシェルターに保護されていました。より多くの出会いのチャンスを求めて私たちが働くベスト・フレンズに移されたのです。

ここに来たばかりの彼を見つけたとき、丸く膨らんだ頬の猫はちょっと寂しそうな目をしていました。
『なんて可愛いいの!』
私はすぐにサマンサに新入りの猫のことを教えてあげたくなりました。

サマンサがケージの前にやって来ると、マックチークスは立ち上がって格子に体を擦りつけながら話しかけるように鳴きました。
彼女がケージを開けると、マックチークスは彼女の顔に顔を擦りつけ、瞬く間にとろけるような表情でゴロゴロと喉を鳴らし始めました。

シェルターのスタッフはとても忙しく仕事をしています。
シェルターのマックチークスは残念ながら彼が満足できるほど注目されることも、抱きしめてもらうこともなかったかもしれません。
サマンサの腕の中でとろけていったマックチークスに私たちはとても幸せな気持ちになりました。

私たちがケージの中の猫たちの食事の準備を始めると、マックチークスは私たちに『早くご飯をちょうだい!』って最初に持ってくるように鳴きます。
私たちが忙しくて彼の方を見ることができないと、私たちが振り向くまで小さく鳴きながら待っています。
マックチークスは私たちと一緒に過す時間が大好きで、誰にでも愛情いっぱいに接してくれます。

私たちと同じ部屋の中にいるときは、できるだけふれあおうとするし、私たちの気を引くためにスタッフの間を行ったり来たりしています。
仕事をしている私たちは、1日中スタッフの間を行き来するマックチークスの姿を見ています。
彼は本当に人間の中にいることが好きなんですね。

マックチークスの大きな頬は、厳しい外の暮らしで生き残るための緊張と強い闘争心の名残でしょう。
でも、通りから救われたマックチークスはもう生きるために戦う必要はありません、
今の彼は、全ての準備を整えて誰かの家族に加わる日を楽しみに待っています。
マックチークスはきっと彼を迎えてくれる家族にたくさんの幸せを届けてくれます。