彼女はいつもとても挑発的です。
一番反応してしまうのがプリンセスです。

プリンセスはいつも最前線で彼女の侵入を防ごうとします。
しかしどう見てもプリンセスの闘志が彼女をさらに挑発的にしています。

庭のオスたちは近付いた彼女を威嚇しますが、追跡することは滅多にありません。

追跡するのはもっぱらプリンセスと第2次防衛線のダルタニアンのガールフレンドです。

たとえ彼女がリードで繋がれているとしても、猫たちの防御態勢は変わりません。

ただ、彼女が挑発的でとても楽しそうなことに戸惑っているようです。

ダルタニアンは正直こういうのが得意なほうではありません。
彼は大抵やや後ろの方で様子を伺います。
が、
こういう場面でも私が何をしているかは気にしているようです。

ある日、ついに私たちは彼女が庭に侵入したい理由に気付きました。

何だと思います?
猫用の水入れだったんです。

彼女は水入れに前足を突っ込み、飲むというより水で遊んでいました。

これには庭の猫たちも唖然・・・

猫たちは遠巻きに水とたわむれる彼女を見詰めていました。

プリンセスの表情が猫たちを代弁しています。

『やっぱり犬は分からないわ・・・』