チートが物理学棟に移り住む以前、彼はメスのクレメンタインと共に美術史棟に暮らしていました。
同時の彼を知る@Art_History_UCDはツィッターでこう語っています。

『チートは2014年に美術史棟の外で生まれ、もう1匹のクレメンタインと一緒に暮らす痩せた子猫でした。
クレメンタインは今も美術史棟で暮らしていていますが、彼女は肥満の問題を抱えています。
私たちがタンジェロと呼んでいたチートは、物理学棟に更に居心地が良くてお腹いっぱいになれる場所があるという噂を耳にしたようです。
彼のお世話をしてくれて感謝しています。』

チートは物理学棟の学生やそこで働く人たちに愛され、匿名の寄付者が作った彼専用の避難小屋で暮らすようになりました。
チートが物理学棟に集う人たちに慣れてくるにつれ、学生たちはチートが急激にふくよかになっていることに気付き危機感を覚えるようになりました。
しかし、チートの近くにいる人達の心配をよそに、チートの人気が高まるにつれて彼のお腹は大きくなっていくばかりでした。

6月のある日、物理学棟にポスターが貼られ注目を集めました。

『私たちはこの猫がとても好きです。
物理学が私たちの心を打ち砕くとき、この猫の存在は私たちの心を支えてくれるからです。

しかし彼はあまりにも太り過ぎています。彼の健康のために彼がどんなにおねだりしても食べものを与えないでください。きっと彼はおやつをおねだりするでしょう。だけどそれは、私たちがついつい与えてしまうことを知っているからです。』

チートの健康に危惧を懐いた学生は、ついにチートのダイエットを決意し、周囲の人たちにチートの危機的状況を訴えて協力を求めたのです。

物理学棟でチートがつかんだものは彼が望んだ「理想的な棲家」だけではなかったようです。

『チートは私の大事な親友のひとりです。彼はとても社交的な一歩でとてもクールです。
私は以前、深夜に始まる天文学の研究室で教えていました。
チートは昼も夜もいつも近くの藪の中にいて、しかしいつも目を覚ましていました。誰かが近付いたら彼は出て行って挨拶をしてくれます。
彼は膝に上ることはありませんが、階段にいる彼の隣に腰下すと、その前を行ったり来たりするんです。』
物理学科で教壇に立つイムラン・ハサン氏。
『チートは私のストレス解消を助けてくれました。それはここにいる人達の多くが経験しています。』

現在、チートには決められた給餌器があり、大切な食事を与えられています。
学生や職員はおやつをあげる代わりにチートとのふれあいで無制限の癒しを提供されています。

物理学棟の大切な猫は、彼を愛する人たちから理想的な棲家を提供されているようです。

因に、学生が掲げたポスターには、キャットフードのおこぼれを食べるキャンパスで暮らすリスの肥満によるリスクについても触れていました。