養育ボランティアはバタースコッチがとても人懐っこい個性を持っていることに気付いていました。
バタースコッチはチャンスがあるたびに、周囲の人に前足をかけたり腕の中で丸くなるのが大好きでした。

2か月が経ち、先週バタースコッチが新しい家族との出会いの場にデビューしました。
水曜日、シェルビーという女の子が家族と一緒にシェルターを訪れたとき、バタースコッチはシェルビーに挨拶をしたいと思いました。

シェルビーがバタースコッチを見つけて彼女の前にやって来ると、バタースコッチはすぐに立ち上がってキスをするために前足を精一杯伸ばしました。
シェルビーはバタースコッチの挨拶に感激して優しく彼女の背中を抱き、顔を擦りつけるバタースコッチにすっかり心を奪われてしまいました。

自宅に帰ってからもシェルビーはバタースコッチのことがどうしても頭から離れず、子猫のことで頭がいっぱいの様子でした。シェルビーの両親はもう1度シェルターへ行かなければならないと思いました。
というより、シェルターで娘と挨拶を交わす人懐っこい子猫はシェルビーの家族全員の心を盗んでいたのです。

シェルビーの両親は翌日、シェルターに連絡を取ってバタースコッチを家族に迎えると伝えました。

バタースコッチはずっと家族と一緒に暮らしていたかのように瞬く間に家族との暮らしに馴染んでしまいました。
家族が届けてくれた写真を見ると、
家族に抱きついたり、腕の中で丸くなったり、そして家中を元気に走り回っているようです。

シェルビーはバタースコッチを両腕に抱いて満面の笑みを浮かべていました。
バタースコッチは勿論、至福の中でシェルビーの鼻にキスをしていました。
あの日シェルターでバタースコッチのキスは一瞬でシェルビーと家族の心を掴み、少女はシェルターで一緒に成長する猫の親友を見つけ、子猫は彼女の人生にふさわしい最高の家を見つけました。