サンフランシスコを拠点に活動するレスキュー隊トニズ・キティ・レスキューが安楽死のリストから子猫を救出し、その直後に子猫にもうひとつの問題を見つけました。
アンバーが受け取ったビデオには歩こうとする子猫がくるくると円を描いてしまい、まっすぐに歩けない様子が撮影されていました。
アンバーが創設したセービング・グレース・レスキューでは特別なお世話が必要な子猫や猫を受け入れています。
アンバーから連絡を受けた私は子猫のお世話を引き受けることにしました。

5月15日、施設に到着した子猫に私たちは愛情を込めてパグと名前を付けました。
パグは体重が540gほどの小さな体でしたが、とても元気で抱っこしてもらうのが大好きでした。
元気な声で鳴き人懐っこいパグはすぐに周囲の人達の心を掴んでしまいました。

以前のパグは注射器で食べものを与えられていたそうですが、私の自宅で暮らし始めた彼は期待した以上の食欲で順調に体重を増やすことができました。
パグが食事をするとき、小さな彼は前足をボウルに入れて一生懸命に食べました。

水頭症を抱えた子猫はその症状の程度によって成長に影響を受けるものですが、私たちは旺盛な食欲を持つパグならきっと充実した人生を送ることができると確信しました。

アンバーの施設に2週間ほど前にやって来たモクシーというちょっとスパイシーなメスの子猫が居ました。
彼女は右の大腿骨が完全に折れた状態で保護されていました。
折れた骨は治療が難しく、彼女が手術に耐えられるまで成長を待ち切断しなければなりません。
モクシーは施設に来たときから誰かの傍に寄り添っているのが大好きでした。
私たちは年の近いパグとモクシーを紹介することにしました。

私の自宅で初めて会ったとき、勝気なモクシーは自分がボスだと主張するようにパグを威嚇していました。

でも、意気投合した2匹はわずか数日で固い絆を結び、常に抱き合って過ごすほどの親友同士になっています。

パグの歩行の問題(神経学的な問題)はかなり改善され、現在の彼はほかの子猫とほぼ同じように歩くことができます。
彼はいくつかの問題を抱えているにもかかわらず毎日を楽しみ、そんなパグは彼の周囲を明るくしています。
手術を控えたモクシーもパグという親友との出会いでとても癒されています。

苦難と戦うチャンスを得た2匹は、きっとすべてを乗り越えていくでしょう。
私たちは、小さな戦士の成長と闘いを全力で支えたいと思っています。