子猫の窮状を知った養育ボランティアふたりがすぐに動き、動物保護施設ハーツ・アライブ・ヴィレッジ・ラスベガスが子猫を引き取りました。
私は施設に呼びかけで子猫の窮状を知りました。
モチと名付けられた子猫に会うために施設へ行くと、小さなモチは悲しそうな顔でとても怖がっていました。
感染症で目に炎症を起こし、ひどい下痢のために全身がとても汚れていました。

自宅へ連れて帰り、お風呂に入れて点眼薬と薬を与えるとモチは少し気分がよくなりました。

翌日、モチの下痢は治まらず体重が減り始めていました。

母猫のお世話が受けられなかった生後間もない子猫は感染症にかかるリスクが最も高く、ママのミルクをもらえなかったために栄養が不足して生存率がかなり低くなります。
私はモチが懸命に戦っているのを見て自分にできうるすべてのことをしました。

目の感染症は数日で回復したものの下痢の症状は好転せずモチは体重を増やすことができませんでした。
その後約2週間、モチは一進一退を繰り返しました。

数日後モチにふたつの薬が追加され、私は24時間体制のミルクと水分の補給を続けました。
モチの食事のたびに彼の戦いが一人ではないと私は彼を励まし続けました。

薬が追加された翌日、モチの食欲が増して同時に状態が安定し始めました。
モチはたくさんミルクを飲むようになり、徐々にエネルギーを蓄え始めました。
モチは生き延びることができたのです。
気分がよくなったモチは隠れていた彼の性格が現れ、遊びを楽しめるようになりました。オモチャで遊んだり、何より私にお腹を擦られるのが大好きでした。

回復したモチは初めて会ったときの悲しそうな面影はすでになく、大きくてキラキラした明るい目で私を見上げました。

命の危機に瀕した子猫を育てることはとても難しく心が折れそうになることもしばしばです。
しかし子猫が健康を取り戻したとき、私たちが得るのははるかに大きいものです。

健康を取り戻したモチは最初の予防接種を受け、避妊治療の時期を待っています。
5月11日、モチは新しい家族の募集を始めました。

私はモチの明るい性格がきっと誰かの人生に大きな喜びをもたらすと信じています。
モチの大好きなお腹の擦りをたくさんくれて、淋しがり屋の彼のために年の近い猫がいる家族がいいと思っています。

ひとりぼっちで衰弱していた小さな子猫は、安楽死のリストから救い出されました。そこには消えかかった小さな命をなんとか救おうとする仲間たちの想いがありました。
一進一退を繰り返すモチの看護は苦労が多かったけれど、戦う小さなモチは私の心をいつも温めてくれました。
健康で明るいモチは私の誇りであり喜びです。