親子を安全に捕まえるために夫のスティーブとトラップを仕掛けました。すると、間もなく母猫が戻ってきてトラップの中に入っていきました。
しかし、子猫は野良猫たちが身を隠したり、寝る場所として使っている茂みの中に隠れてしまい、その日は一晩中外へ出てきませんでした。

翌日の夜、私たちは子猫を探しに再びカーショップへ向かいました。姿を現した子猫は店の外に停めてあったテスラモデルXの中に潜り込んでいきました。
もし、子猫が車の中で寝るとしたら危険な場所に入り込んでしまうかもしれません。逃げられたり、ケガを負ってしまうかもしれません。
私たちがカーショップのオーナーに話をすると、子猫の救出にとても協力的でした。

翌日の夕方5時、テスラのすべての車輪を外して解体する必要がありました。オーナーは子猫を助けることに何の躊躇もありませんでした。
子猫は後部の車軸の中に身を潜めているのを見つけ、慎重にタイヤを外しました。それでも子猫に手が届かなかったので、底部にあるタッパーウェアパネルを完全に取り外し、私は思いきり手を伸ばして子猫を掴みました。
作業を始めて約5時間、ようやく子猫をキャリーケースの中に入れることができました。
作業をしている間、小猫は途切れ途切れに鳴いていました。それが淋しさのせいなのか、怯えていたせいなのかは分かりませんでした。

私と夫は子猫を動物病院へ連れて行きました。出血性の下痢をしていて、寄生虫の駆除と治療を受けました。
私たちは子猫にザビエルと名前を付けて一緒に自宅へ帰りました。
はじめは誰にも近付こうとはしませんでしたがすぐに変わり始めました。
完全に野性の子猫だったザビエルに社交性を持ってもらうために一日中彼を抱きしめたくさん撫でました。

2日後、ザビエルは落ち着きを取り戻し、私たちとスキンシップを楽しめるようになりました。
まだ大きな音や私たちの急な動作を怖がりましたが、夜になるとリラックスして私の毛布の中で少し眠ってくれました。

ザビエルのママは野生が強く、避妊治療を受けた後で元のコロニーへ帰っていきました。
今は、コロニーのお世話をする人に見守られて暮らしています。

ザビエルはとても愛情深くそしてとても元気です。
数週間もすれば新しい家族を探す準備を整えるでしょう。
カーショップの親切な人達のおかげで小さな子猫が厳しい暮らしから救われました。
VIPの暮らしへようこそ、小さなザビエル。