私は夫とチームを組んでレスキューと養育ボランティアの活動をしています。
過去数週間、とても忙しくしていた私たちはしばらく子猫を育てるのを断ろうと思っていました。

男性が連れてきた2匹は、ゴミ捨て場のひどい悪臭がして目に感染症を患っていました。黒い子猫は汚れがたまり目がほとんど塞がっていました。

自宅に連れて帰り、お腹を空かせていた2匹にたっぷりのミルクをあげ、シンクのお風呂に入れました。
ゴミ捨て場の悪臭がなかなか取れなかったので、その後数回お風呂に入れなければなりませんでした。

小さな2匹にとって長い1日となりました。
2匹は疲れ切っているはずなのに、なんだかとても嬉しそうに見えました。

黒猫はオスでピッコリーノと名前を付けました。白黒はメスで名前はバンビーナ。
バンビーナは生後数週間にも拘わらずすでに生意気な一面を見せ、目薬を点すととても悲しそうにしました。
2匹は暖かく清潔なベッドをとても喜んで、ピッコリーノはすぐにお腹を見せて至福の表情を見せました。

3日目になると2匹の目は炎症がおさまりきれいになってきました。
ピッコリーノは便秘気味だったので水浣腸を使いました。
ミルクをあげても食が進まなかったのですが、お腹がすっきりするとずっとよくなりました。

私と夫は交代で24時間体制のお世話をしていました。
ピッコリーノとバンビーナにはミルクを与え、体をきれいにして治療をします。
ピッコリーノはお腹の調子がよくなって大食漢に変わりました。

1週間後には2匹の目はきれいに治り、目の回復に伴いエネルギーも蓄えられていました。
好奇心と遊び心が増してそれぞれの個性が輝き始めました。
静かになった2匹のところへ近付いてみると、ピッコリーノはテディベアの腕にしがみついて眠っていました。

骨と皮にやせ細り必死に助けを求めていた2匹。
優しい男性に見つけられて厳しい路上から救われました。
わずか数日で見違えるように元気を取り戻し、2匹は泣き叫ぶ必要のない暮らしに満足しています。

ほんの数日でふたつの命の未来が大きく変わりました。