生後約1か月の子猫たちはオスが4匹、メスが1匹、助けられた時からずっと身を寄せ合っていたそうです。
シェルターに連れてこられてからも人間を怖がってぴったりと身を寄せ合っていました。
タキシードの子猫は母猫が傍にいないことにもシェルターの新しい環境にもかなり戸惑っていて、別の子猫は怯えて兄弟の後ろに隠れていました。

自宅につくと、汚れていた子猫達をお風呂に入れ、たっぷりの食べものをあげました。
温かいベッドで一緒に眠った子猫たちは少し気分がよくなったようでした。
私たちが食べものをあげたり寄り添っていると気付いた子猫たちは、私たちに信頼を置き始めました。

子猫たちは決してお互いの傍から離れようとしませんでした。
私は子猫たちに名前を付けました。
兄妹よりひとまわり小さなタキシードにパニーノ、もう1匹の小さいグレーの牛柄にペスト、牛柄の2匹にペペロンチーノとポモド、牛柄で唯一メスにパンナコッタ。
パニーノとペストは体重が370gでした。

5匹はいつもひとつの山のようなかたまりになって眠りました。
5匹のために一部屋を用意しているにもかかわらず、彼らは同じベッドで一緒に眠り、遊ぶのも一緒、そして部屋の中を歩くのも一緒です。

私は子猫たちの様子を監視するために彼らの部屋にカメラを置きました。
すると、彼らはカメラに興味津々でした。
朝、私が部屋に入っていくとカメラは5匹に囲まれていました。

私は主に自宅で猫たちのお世話をしていますが、夫のイアンはとても協力的で彼の助けは私の活動を支えてくれています。
イアンは私が家事をしているときなど、例えばテレビを見ながら子猫を抱いていてくれたり、這い這いをさせたり子猫達の面倒を見てくれています。
5匹の子猫達もリビングで過ごすようになり、イアンと一緒に過しています。

子猫たちの成長は順調で、身に着けなければならないこと、人間との暮らしに必要なことを全てできるようになっています。

小柄だったパニーノとペストも体重ではまだ兄妹に追いついてはいませんが、ペストはその性格で小柄を十分に補い、パニーノはこの2週間でずいぶんと自信を付けることができました。
いつも一緒の彼らですが、そろそろそれぞれの個性を発揮し始めています。

5匹を育てることになった状況についてはとても悲しいですが、私たちが5匹のお世話をして永遠の家を探す準備をする機会を得たことをとても感謝しています。

人間を怖がって身を寄せ合っていた子猫たちは、人間との暮らしを楽しんで元気に今も成長を続けています。