2週間後野良猫は再び女性のところへ姿を見せました。
すると女性の家族が靴箱に生まれたばかりの5匹の子猫を見つけました。
野良猫は安心して出産できる場所に女性の家を選んでいたのです。
女性はすぐに地元のレスキューグループThe crazy Cat Familyに助けを求め、グループで養育ボランティアをしている私たちがお世話を引き受けました。
私は野良猫にマグノリアと名前を付け、彼女と生後12日の子猫達(メスのメープル、ウィロー、フィグ。オスのジュニパー、アッシュ)のお世話を始めました。

マグノリアは部屋に誰かが入るとすぐに喉を鳴らして嬉しそうに迎えてくれました。彼女は信じられないほどフレンドリーな猫で、とても愛情深く子猫たちのお世話にも熱心でした。
マグノリアはすぐに私たちに信頼を置き、子猫たちのお世話を手伝うことを喜んでくれました。

到着して2日後、マグノリアは朝の段階で40℃の高熱を出していました。
動物病院で診察を受けた結果、感染症にかかっていることが分かり抗生物質で治療を受けるとそのまま入院することになりました。
私たちはマグノリアの代わりに5匹の子猫達に哺乳瓶で時間ごとのミルクを与えました。しかし愛情深いママの代わりは簡単ではなく、子猫たちがなかなかミルクを飲んでくれなかったので最初のうちはチューブを使って与えなければなりませんでした。

幸いマグノリアは6日間を病院で過ごし全快して子猫たちのもとへ帰って来ました。
しかし1週間近く子猫達から離れていたマグノリアは十分なミルクを作ることができなくなり私たちは引き続き子猫達にミルクを与えてマグノリアを助けなければなりませんでした。
ありがたいことにマグノリアと私たちはとてもいいチームとなり、子猫たちは順調に体重を増やし始め栄養状態に問題はありませんでした。

アッシュは帰ってきたママ・マグノリアの腕にしがみついて離れようとしませんでした。
アッシュだけではありません。子猫たちはみんなマグノリアに溢れんばかりの愛情を注がれてすくすくと成長しました。
マグノリアは子育ての経験があり、子猫たちのお世話に関して私たちは彼女から学ぶことも多く私たちはマグノリアに尊敬すら覚えました。

マグノリアは人間にも本当に愛情深く、私たちとのおしゃべりを楽しんだり彼女への注目を欲しがり撫でられるのが大好きでした。
彼女のお気に入りはテレビを見ながら私たちのそばに寄り添うことでした。
私たちはマグノリアにこそ新しい家族の家で愛されて暮らしてほしいと心から願いました。

生後8週目を迎えた子猫たちは離乳食を卒業しミルクを完全に卒業しました。
数日前、マグノリアの5匹の子猫のうち、オスのアッシュとジュニパーが新しい家族のもとへ旅立って行きました。
さらに嬉しいことに、マグノリアも出会いを果たし準備を整え次第5月には新しい家族のもとへ旅立つことが決まりました。

生まれてくる子猫たちのために、ママ・マグノリアは助けを求めるのに最も適した優しい女性の家を選び子猫達を守り通すことができました。彼女の3匹の子猫達もすぐに旅立って行くでしょう。
人間に信頼を置き、我が子にも人間にも愛情深いマグノリアはお世話をする私たちの心を瞬く間につかんでしまいました。
最後の子育てを立派に終えたマグノリアにはこれから彼女にふさわしい人生が待っています。
私たちはマグノリアの新たな人生を心から祝福しています。