ウィローと名付けられた子猫は汚れて元気がありませんでした。ほとんど坐っていることもできずにおとなしく横たわっていました。しかし車で帰宅する途中私が顎やお腹をさするとウィローは喉を鳴らしました。私たちに心を許してはくれたようでした。
自宅に着いた後もウィローは力がなく私が彼女を下ろしたところから動こうともせず探検しようともしませんでした。

最初の日、ウィローはほとんど横になって過ごし、食事にも手を付けようとしなかったので私たちは2日間手で直接口に運ばなくてはなりませんでした。
私はウィローになんとか食欲を取り戻してほしくて彼女を励まし続けました。ウィローはまるで頭が重くて歩こうとしないように見えました。
3日目になると体力が回復し始め朝マッサージをした後にようやく自分でボウルから食事を摂るようになりました。

ウィローは保護されたとき、上気道感染症と耳の感染症を患っていました。数日後に動物病院で診察を受けたウィローに獣医師は上気道感染症や耳の感染症はすでにないと言い、健康上の問題を見つけることはできませんでした。歩行が困難なことや頭の傾きの原因は特に見当たらなかったのです。

私たちは保護される前のウィローに何があったのかどうやって見つけられたのかを知ることはできません。
私と夫は必ずウィローを健康な状態に戻したいと思いました。

自宅には私たちの猫もいればお世話をしている猫たちも暮らしています。猫たちがウィローを訪れたとき、彼女は好奇心いっぱいで同じ家に暮らす仲間たちを恐れることはありませんでした。はじめは警戒していた猫たちも小さくおとなしいウィローを受け入れ一緒に過してくれるようになりました。
ウィローは少しずつ元気を取り戻し、それにつれて少し姿勢がよくなってきました。

1週間が経ったとき、ウィローはベッドから起き上がるとレーザーポインターの光を追いかけて私たちを驚かせました。私たちはほとんど動く元気もなかったウィローが光を追って走るのを見てとても嬉しかっったです。
ウィローは足取りがかなりしっかりしてきて、階段を上り下りようになりました。
今では家の中を歩き回ったり、オモチャで遊んですごしています。最近では遊びの中で走るようになりました。

ほとんど歩けず食べようともしなかったウィローが、わずか1週間で驚くほどの回復をみせてくれています。
他の猫たちに交じって一緒に食事を摂り、一緒にお昼寝をしているウィローはますますエネルギーを蓄えていくでしょう。ウィローを必ず健康に戻すと決めた私たちは、日々彼女をより強くするために出きる限りのことをしたいと思っています。