届けられる新聞には必ずくっきりと歯形がついていました。それに気付いたとき、私たちは10歳になるマックスの仕業だと思いました。

『ママ、急いできて!あれ見てよ!』
ある火曜日の朝、息子が私を呼びました。
私たちが窓の外を見ると、マックスがお隣の庭を新聞を銜えてフェンスへ向かってくるのが見えました。

マックスはフェンスの前まで来ると勢いを付けて跳び上がりました。

銜えた新聞に苦労しながらマックスは玄関の方へ歩いて行きました・・・。

なぜ新聞なのか、どこかのポーチに届けられたものなのか、郵便受けから取り出しているのかは分かりません。
新聞を銜えて帰ってくるマックスを見たとき、私たちはすぐにマックスはプレゼントを持ち帰ってきているつもりなのだと思いました。

私はSNSに動画を投稿することにしました。

マックスは今は閉店してしまったペットショップにいました。小さな子猫だったマックスは長靴の中から見つかったそうです。私たちの家族に加わったときはまだかなり野生が残っていました。私はマックスと2週間ほど寝室で一緒に過ごしました。

SNSを通じて新聞を失くした隣人を含め、温かいメッセージがたくさん届きました。