私と夫は地元の動物保護施設Charleston Animal Society(チャールストン動物協会)のボランティアに加わり、シフトの初日を迎えました。
出会いを待つ猫たちがいるエリアでケージの間を歩いていたときでした。
ケージの中の毛の長い1匹の子猫に気付きました。
私たちがその子猫の前を通り過ぎようとしたとき、立ち上がった子猫は私たちに向かって思い切り前足を伸ばしてきました。
『抱っこして!』って猛アピールしてきたのです。
子猫の目は真剣そのもの、私たちはすぐに抱きしめたくなりました。

子猫を抱きあげたとき私たちは子猫に選ばれたと思いました。

チャーリーというその子猫はある家族に育てられた迷い猫でした。
親切な彼らはチャーリーが引き取り手を探せるようになるまで育ててくれたのだそうです。
驚いたことにチャーリーはその日から家族との出会いを待つそのエリアで暮らし始めていたのです。
チャーリーが私たちを選んだのは間違いありませんでした。
私たちはボランティアの初日にチャーリーを家族に迎える手続きをしました。

チャーリーを連れて帰宅した私たちは、彼の性格にすっかり魅了されてしまいました。
チャーリーは私の頬に顔を擦りつけ、膝の上で足を延ばしてフミフミを始めました。
よほどうれしかったのでしょうか、チャーリーは私の首に巻きつくように抱きついて離れようとしませんでした。
初めての日からチャーリーは私たちの傍から離れようとしませんでした。

チャーリーは毎朝目を覚ましたときも、私たちが仕事から帰宅したときも抱きついてキスをしました。
私たちが仕事に出かけようとすると引き留めようといつもより大きな声で鳴きます。
私はいつも後ろ髪を引かれる思いで出かけなければなりません。
休日には私たちと手を繋いでお昼寝をします。
お昼寝は勿論、夜眠るときもチャーリーは決して一人で寝ようとはしませんでした。

チャーリーは私たちが友人や親類の家を訪問するために車で旅をするとき、後部座席に置いた猫のベッドでドライブを一緒に楽しみます。
彼は初めて経験する場所や状況にすぐに順応する素晴らしい一面を持っていて、どんな時も私たちと一緒に楽しむことができました。
そして訪問先の友人や親類たちにも、私たちの自宅を訪れる友人たちにもチャーリーは抱っこされるのが大好きです。
チャーリーに会った人はみんな彼に心を奪われてしまいました。

人間だけではありません。
友人の猫リキが初めてチャーリーに紹介されたとき、リキは親し気に近付くチャーリーを思い切り威嚇していました。
びっくりしたチャーリーは後ずさりして私たちのもとへ逃げてきました。
しかし数か月経った今ではチャーリーのベッドで一緒に眠るほど仲良しになっています。
親類の愛犬ともすぐに仲良くなり時々会うのをお互いに楽しみにしているようです。
チャーリーは誰とでも仲良くなってしまう素晴らしい猫でした。

シェルターでケージに入ったとき、チャーリーは温かい家族のいない場所が我慢できなかったのかもしれません。
きっと彼はすぐに自分の家と家族を見つけると決心したのでしょう
幸運にもその日シェルターで活動を始めた私たちを見つけたチャーリーは、私たちの家族になると決めて行動を起こしました。
チャーリーはは決心したその日に新しい家族との出会いを果たしました。

クリスマスを前に私たちは新しい家に引っ越しをしました。
チャーリーはすでにこの家でお気に入りのスポットを次々と見つけて発見を楽しんでします。
いつも楽しそうなチャーリーに私たちは幸せを感じます。
ボランティア活動に加わりたかった私たちはその初日に素晴らしい子猫と出会い、家族に迎えることができました。
子猫はその日夢を叶え、新しい人生を始めました。