ベランダによくできたニセのカラスを置いていました。
ある日の朝、隣人が飼っている猫のフランクがそのカラスを見つけてベランダ伝いに近付いていました。

フランクは小一時間じっとカラスを観察していました。
そしてカラスがニセモノだと確信したようでした。

そこへ私の猫、ジョージが加わりました。
するとフランクは偽物のカラスと顔なじみのジョージを前に混乱したようでした。
しかし次第に本物であるがニセものであろうが関係ないと思い始めたようです。

「そもそも、ホンモノって何?ニセものって何?」

その後、軽い足取りで自宅に戻ったフランクはカウンターの上でダンスをしてカーテンとカウチに爪を立て、魚風味のおやつを袋ごと平らげてしまったそうです。
しばらくしてフランクは腹痛を起こしてしまいました。
隣人はフランクを動物病院へ連れて行かなければなりませんでした。
治療を受けたフランクは自宅のキャットタワーの上で考え込んでいたそうです。

ニセのカラスに混乱したフランクは羽目を外すという予想外の行動に出ました。
しかも結末は彼にとって不本意なものでした。
そんなつもりはありませんでしたが、フランクをこんなに混乱させてしまうとは思いませんでした。

男性はカラスを外したのでしょうか。
フランクは真実を見つけたのでしょうか・・・