激しい嵐の最中、1人の男性が微かに聞こえてくる子猫の鳴き声に気づきその方向へ行くと水深10cmくらいの雨水に浸かり動けなくなっている3匹の子猫を発見しました。
母猫はそばの花壇にいたのですが、子猫たちのいる場所の水が急激に増していることに気づかないようでした。
その男性は母猫を保護しようとしたのですが、逃げてしまったため急を要する子猫たちだけを保護して自宅へ帰りました。

男性が子猫たちの泥だらけの体を綺麗にしてタオルで包んであげると子猫たちは鳴きやみ喉をゴロゴロ鳴らしています。
これで子猫たちは大丈夫ですが、男性は母猫のことが心配で気になっていました。
男性は再度降りしきる雨風の中子猫たちのいた場所へ向かいました。

男性は辺りをしばらく探していると母猫が茂みの中にいるのを見つけたので箱に入れていた子猫を母猫に近づけ母猫の気を引こうとしました。
母猫は子猫の声に反応して家の中までついてきました。
母猫は最初、男性に警戒心をもっていましたが、子猫たちの幸せな様子を見て男性のことを信頼したようです。
母猫は子猫たちの毛づくろいをし始めました。

翌日、男性は猫の親子を動物病院へ連れていき診察を受けました。
人間に慣れていなかった母猫でしたが、男性の優しさに心を開き始めたようです。
母猫が男性に懐くのに時間はかかりませんでした。

その後、子猫たちが成長し里子に出せるまでに整うと2匹の子猫は新しい家族の元へ旅立ちました。
そして母猫と1匹の子猫を正式に家族として迎えました。

あの嵐の中、心優しい男性に出会い救ってもらったことで野良猫親子は幸せになれました。
これからずっと温かな家族とともに幸せに暮らしていくことでしょう。