ある日、タイのプーケットに住んでいる女性が歩いていると弱々しい猫の鳴き声が聞こえてきました。
女性が立ち止まり近くを探してみると田んぼの中で横たわる1匹の猫を発見しました。
その猫は全身の皮膚がただれていてとても痛がり衰弱していました。
女性は動物保護施設「ソイ・ドッグ・ファウンデーション」で働くスタッフだったこともあり猫を保護し急いで動物病院へ連れて行ったのです。

診察すると猫は重度の脱水症状を起こし、痛みから水を飲もうとせず、ご飯も食べることが出来ませんでした。
しかし、獣医さんやスタッフは猫に「ローズ」と名付けて諦めずに治療します。

ローズは抗生剤を投与され皮膚の治療されるとかなり状態が良くなりました。
食欲も取り戻してきたようです。
少しずつ回復してきたローズはスタッフに甘えるようになってきました。

2ヵ月後、ローズは完全に回復し元気になりました。
そしてローズの里親探しが始まり1ヶ月後にタイに移住してきた家族の元へ引き取られて行ったのです。

新しい飼い主のルネ・カーニエレットさんにローズは「ムッキ」と名付けられました。
ルネさんはムッキをとても可愛がってくれます。
そしてムッキもルネさんが大好きでいつもそばに居ます。

身を切られるような辛い経験に耐えたムッキですが、多くの人たちの懸命な治療によって回復し、今では優しいルネさんの元でのんびりと幸せに暮らしています。