男性はRSPCA(英国動物虐待防止協会)に、ペッカムの目抜き通りに沿ってケガをした猫が歩いていると連絡をくれました。
施設の担当者が現場へ向かい、生姜色の猫を保護することができました。
猫は顎や歯のケガと左目の腫れの状態から交通事故に遭い負傷した可能性がありました。
施設の医療チームはすぐに猫をきれいにして必要な治療を全て施しました。

私たちは猫にソウルと名前を付けました。
ソウルからはマイクロチップは見つからなかったため、野良猫だと思われました。
施設に来たときからソウルはとても不機嫌そうな表情をしていましたが、それは、ケガの傷みのせいではなく彼の個性でした。
そのしかめっ面に似合わず、ソウルはとてもフレンドリーな猫でした。

ソウルの治療はとてもうまくいき、元気を取り戻した彼はすぐに医療エリアを探検し始めました。
怖い思いをしたにもかかわらず、人懐っこいソウルはスタッフ達の心を掴んでしまい、どこへ行ってもスタッフ達に抱き上げられています。
いつも大きな声で鳴いて注目を集めようとするソウルはとても愛情深くて会う人はみんなソウルを好きになってしまいました。

ソウルのケガは順調に回復しており、完治すればサウスオールにある採用センターに移動して新しい家族を探すことになります。
それまでは彼は医療スタッフ達の腕の中で殆どの時間を過ごすことになります。
ソウルはここで医療スタッフ達に安らぎを与える大事な仕事を全うしてくれるはずです。

ソーシャルメディアにはその個性や魅力からスターになった猫がたくさん存在します。
ゴージャスな容姿や華やかさとは無縁のソウルですが、憎めないしかめっ面が目を引き、メディアがすぐに反応しました。
ソウルの個性はスタッフ達だけでなくたくさんの人に愛されつつあります。

怖い目に遭ったソウルでしたが、親切な男性のおかげでチャンスを掴むことができました。
スタッフ達の心を掴んだソウルなら、きっとあたたかい出会いを果たし永遠の家を見つけることができるでしょう。
それまで、私たちの施設で働くスタッフたちを温め続けてくれます。