二年前、カナダのブリティッシュ・コロンビア州で野良猫のコロニーからケガを負った1匹の野良猫が保護されました。
地元の保護施設「Tiny Kittens」のスタッフが「メイソン」と名付けられた猫を動物病院へ連れて行き診察してもらうと猫は重症の末期腎臓病を患っており残された時間もあまりないことがわかりました。
メイソンには食事療法と看病が必要なため元の場所に戻すわけにはいきません。

長い間野良猫だったメイソンの全身には傷があり痛みも伴うようです。
スタッフたちは少しでもメイソンを痛みから解放して少しでも安らげる生活をさせてあげたいと思いましたが、果たしてメイソンが屋内での生活に耐えることができるかが心配でした。
そんなある日、人に懐かず攻撃的だったメイソンに変化が起きたのです。

スタッフはメイソンに保護された何匹かの子猫を紹介しました。
すると子猫たちを見たメイソンは目を輝かせたのです。
余命幾ばくもないメイソンは子猫たちの世話をすることに生きがいを見つけたのです。
メイソンは子猫たちに一生懸命に愛情を注いでいます。
毛づくろいをしてあげ、生き方を教えてあげるというまるで母猫のように接します。

このようにしてメイソンは数十匹の子猫たちを育ててきました。
いつも子猫たちに寄り添い守っています。
メイソンが保護されてから2年が経った今でもいつも子猫たちの世話をしています。
子猫たちとの日々を喜びと愛情で満たされているせいか、宣告された余命よりも遥かに長く生きています。

このメイソンの様子をネット上でも話題になり人々に感動を与えています。
メイソンはあとどのくらい生きることが出来るのかは分かりませんが、最期の時まで子猫たちと幸せな日々を過ごしていくのでしょう。