ある日、リサさんが仕事を終えて会社の駐車場に行くと1匹の野良猫が近寄って来ました。
その猫は何かを伝えたいようでリサさんを振り返りながらもどこかへ誘導していきます。
リサさんは猫の後をついて建物の脇へ歩いていくと排水管の中から子猫の声が聞こえてきたのです。
その排水管は斜めになっているため子猫は出てくることが出来なかったようです。

リサさんは急いで保護施設「ヒア・キティ・キティ・レスキュー」に連絡し、施設のスタッフが駆け付けました。
スタッフは無事に子猫を救出し助けを求めてきた子猫の母猫とともに保護したのです。
また他にも子猫がいたため一緒に保護しました。

翌朝、スタッフは他にも子猫がいるかもしれないと思い、念のため昨日の現場へ行ってみると予想通り排水管から子猫の叫び声が聞こえてきました。
子猫が排水溝に落ちてから時間が経っているため早急に救出しなければいけません。
マンホールからスタッフのステイシーさんが入り子猫の捕獲作戦に入りました。
母猫の子猫を呼ぶ声を流し、食べ物をセットした捕獲器を排水管に設置しました。
作戦は成功し子猫は無事に捕獲出来たのです。

あとから救出された子猫は可愛い茶トラでリサさんは「パイパー」と名付けました。
パイパーは48時間もの間独りぼっちで不安の中頑張ったのですが、母猫たちや兄弟たちと再会するととても嬉しそうな表情を見せてお腹いっぱいにごはんを食べたそうです。

我が子のために母猫がリサさんに助けを求めたおかげで子猫たちの命が救われました。
現在、猫親子は里親さんの家で暮らしています。
もう食べ物や隠れる場所を探す必要もありません。
これからは家猫として幸せな暮らしを送っていくことでしょう。