ある日、路上で鳴いている盲目の子猫「レモン」が1人の男性に保護されフロリダにある動物病院「コーラル・スプリングズ」へ連れて来られました。
獣医であるブリアンナさんがレモンを診察すると心音に雑音が混じっており、生まれつき心臓に障害を抱えていることが分かりました。
そしてさらに状態を詳しく調べるために心臓専門医に心臓超音波検査をして診てもらうとレモンの命はあと数ヶ月だと分かったのです。

心臓に病気を抱えているにもかかわらずレモンは遊ぶのが好きで嬉しそうに喉を鳴らし続けているのを見て、ブリアンナさんはあることを決心しました。
レモンに残された僅かな時間を精一杯幸せに暮らさせてあげたいと思い、レモンと一緒にやりたいことを書き込んだリストを作ったのです。
やりたいことはどんどん増えていきました。

レモンは保護されてからコーラル・スプリングズ病院で暮らし、ブリアンナさんやスタッフと毎日過ごして家族のようになっています。
ある日、レモンはブリアンナさんと一緒に公園へ行きました。
レモンは公園で咲いている花の香りを嗅いで楽しんだり、落ち葉や枝で楽しそうに遊んでいます。まるで盲目であるのが嘘のように自然体で楽しんでいます。
レモンは目が見えない分他の感覚が研ぎ澄まされているため正確に見ることができるのです。

ブリアンナさんたちはレモンのために誕生日パーティーを開きました。
レモンは初めて食べるケーキを美味しそうに食べています。

今日はレモンはビーチへ来ました。
外で遊ぶのが好きなレモンは浜辺の砂の上を走り回り、波の音や潮風を楽しんでいるようです。

そしてレモンは「ラージャ」というガールフレンドが出来たのです。
ラージャはとっても可愛い美猫ちゃんですね。
ふたりはお互い気に入り、いつも楽しそうに遊んでいたそうです。

レモンはブリアンナさんの腕の中で眠るのが大好きでこうして幸せそうに眠るレモンを見てはブリアンナさんも幸せな気持ちになったといいます。

そして12月29日…
誕生日を迎えた後、小さな体でブリアンナさんと一緒に精一杯生きたレモンは虹の橋を渡りました。
レモンを愛しレモンが愛したみんなに囲まれて安らかに旅立ったようです。
ブリアンナさんはレモンとの別れは悲しくまだできることがあったのではと思っています。
でもレモンはブリアンナさんの温かい愛情に包まれて幸せだったのではないでしょうか。
きっと天国から「ありがとう!」と感謝していると思います。