ある日、アレックスさんは飼い猫の出産に立ち会ったところ生まれてきた子猫たちを見て驚きました。
元気に生まれてきた子猫たちの中で1匹だけ先天性の奇形で片目が塞がり鼻の一部が欠損した子がいたのです。
この子の名前は「ピーナッツ」。
子猫たちは生まれる前から里親さんが決まっており次々と新しい家族のもとへ旅立っていったのですが、ピーナッツだけは残っていました。
なぜなら、ピーナッツを引き取る予定だったアレックスさんの友人がピーナッツを見て
「育てるのが大変でしょ。だから要らない」と拒絶したのです。

ピーナッツが生まれる前はどんな子が生まれても大切に育てるからと言っていた友人の実際ピーナッツを見たときの心変わりにアレックスさんは怒りを覚えたそうです。
そしてアレックスさんはピーナッツを不憫に思い、新しい家族として迎えることにしたのです。

ピーナッツの体は他の兄弟の半分ほどの大きさです。
また兄弟たちのように母猫のおっぱいを飲むことが出来ないためアレックスさんは哺乳瓶でミルクを与えました。

アレックスさんの懸命な世話のおかげでピーナッツはすくすくと成長しました。
成長とともにピーナッツの下の歯の1本が異常に長く伸びてきました。
しかし、食事もしっかりととれるし歯茎を傷めることもなく何の問題もありません。
むしろチャーミングだとアレックスさんは思っています。
アレックスさんは温かな眼差しでピーナッツを見つめます。

こちらはピーナッツの母猫とのツーショットです。
お母さん猫はとっても美猫さんですね。

ピーナッツは2歳になり体重は2キロなりました。
最近、新入りの生後6ヶ月の黒猫がやってきたのですが、すぐにピーナッツと仲良くなりました。

不幸にも先天性の奇形で生まれ、周りの人からは「育てる価値のない猫」とまで言われたピーナッツですが、心優しいアレックスさんの大きな愛情がピーナッツをこの上ない幸せな生活へと導いたのですね。
これからも愛ある本当の家族に包まれてピーナッツは幸せに暮らしていくことでしょう。