サッカー公園は古いバックロー通りとアンドリュービルの角にあります。
そんな場所でも私たちの住む地域には夜になるとたくさんのコヨーテが出没します。
私と娘のマディソン、そして友人のクリスティンの3人は動物好きです。
投稿された2匹の写真を見た私たちは、いたたまれなくなりサッカー公園に駆けつけました。

私たちが到着したとき、確かに2匹投稿にあった場所にまだいました。
2匹は周囲に怯えてその場所ですくんでいたのです。
犬は子猫を守るように座り、子猫はぴったりと身を寄せて動きませんでした。

2匹を保護しようとしましたが、それは簡単ではありませんでした。
私たちが近付き過ぎると犬は唸り声をあげて威嚇しました。
私たちは2匹を刺激して逃げられてはいけないと思い、動物管理センターに助けを求めました。
救助が到着するまで2匹に逃げられないように私たちは二手に分かれて待ちました。

2匹を保護した動物管理センターの人たちは、診察を受けさせるために2匹を一緒に動物病院へ連れて行きました。

診察を受けた2匹は犬が約2歳のチワワミックスのオス、タキシードの子猫は生後約1年のメスでした。
2匹は飼い主がいないか確認するために数日待たなければならないため、
シェルターに収容され、Facebookに写真が投稿されました。

ヴァビーチにある動物レスキュー団体セイバー・オブ・ソウルズ・ペット・レスキューのエルトゥールさんは、写真の2匹が怯え切っていることを見て取り心を痛めました。

エルトゥールさんはシェルターでは安全のために犬と猫を別々の場所でお世話をすることを知っていました。
ぴったりと身を寄せ合う写真から2匹の強い結びつきを感じた彼女は2匹が離ればなれになることをとても心配したそうです。

ほとんどのシェルターでは仲のいいペアであっても2匹を一緒に引き取ることを強制することはできません。
しかしペアの動物を一緒に引き取ってもらうために長い期間お世話をすることになれば、助けを必要とするほかの動物を受け入れられなくなるかもしれません。
この2匹も1匹ずつ引き取り手を探すことになるはずです。
でも、エルトゥールさんは保護された動物たちの精神的な健康の重要性を熟知していて、写真の2匹は一緒にいるべきだと感じ、早速施設に引き取ることを検討し始めました。

飼い主が居ないことが確認された2匹はエルトゥールさんたちの施設へ移され、犬にゴメス、子猫にモルティシアと名前が付けられました。
エルトゥールさんたちはゴメスとモルティシアが一緒に過せる場所を確保するために施設の会議室を使うことにしました。
施設へやって来た2匹は安心できる場所で一緒に居られることをとても喜んでいたそうです。

ゴメスはとてもシャイな性格なのにモルティシアが傍にいると社交的でいられました。
保護されたとき、ゴメスはモルティシアを必死に守っていましたが、そんな彼を支えていたのはモルティシアだったのです。
会議室には2匹のためにふかふかのベッドが用意されていてゴメスとモルティシアはいつも一緒に丸くなってお昼寝をしているそうです。

ゴメスとモルティシアがどのようにして出会ったのかは誰にも分かりません。
でも、2匹はお互いを必要とし合い、一緒にいることが2匹にとって一番の幸せであることに間違いはありません。
無邪気に遊ぶ2匹の姿は、施設の人たちを癒しています。
ゴメスとモルティシアは施設の中で養育を受けながら新しい家族を探す準備をしています。

通りがかりの親切な人が2匹を見つけてくれたのは本当に幸運でした。
でも強い絆に結ばれたゴメスとモルティシアの姿こそ、たくさんの人を動かしチャンスを引き寄せました。
愛情深い2匹なら迎えてくれた家族にたくさんの笑顔を届けてくれるでしょう。
その日を2匹は楽しみに待っています。