ある日「マーマレード」という猫が兄弟猫たちと一緒に地元の保護施設へ連れて来られました。
マーマレードは12匹の猫たちと一緒に暮らしていたのですが、世話が行き届かず悪環境でした。
環境の変化をとても怖がったマーマレードは連れて来られた施設で食べることを止め無気力になり急激に痩せていきました。
施設のスタッフはマーマレードに安心できる場所を急いで見つけなければと別の保護施設「ヒア・キティ・キティ・レスキュー」のミッシー・マクニールさんに連絡したのです。

ミッシーさんの施設には保護猫たちが自由に行動できる広いスペースの大きな納屋がありました。
その中で遊ぶ場所もたくさんありご飯も食べることが出来ます。
そしてスタッフが毎日そばに居てケアがとても行き届いた快適な環境でした。
施設についたマーマレードは最初はなかなかキャリーから出てこようとしませんでしたが、しばらくするとゆっくりと周りを窺うように出て来てキャットタワーのベッドでくつろぎ始めました。
キャットタワーの上から観察をし、スタッフから愛情を注がれるとここが安全な場所であると感じたようです。

スタッフの1人であるリックさんは毎週末に施設を訪れ、猫たちが人間との生活に慣れるためのお手伝いをしています。
リックさんは猫たちの心を開かせるのが上手な人と評判です。
リックさんはキャットタワーにひとりでいるマーマレードを見つけて膝の上に乗せてブラッシングをし始めました。
マーマレードは心地よくて嬉しそうに喉を鳴らし始めたのです。さすがリックさんですね。

マーマレードはリックさんのおかげで1週間もするとスタッフみんなに愛情を求めてくるようになったようです。
マーマレードは完全に自分の殻を破り、人間を信頼するようになってご飯もたくさんたべるようになったため体重が増え始めています。

保護されたときは環境の変化についていけず怖がってご飯を食べなくなっていたマーマレードはリックさんを始めスタッフのおかげで人間に心を開き、楽しそうな時間を過ごしています。
もうすぐ里親募集が始まります。
新しいお家で幸せな日々を送っていくことでしょう。