イブはプードルミックスの2歳のメスで、交通事故で両前足を骨折していました。
イブを保護したMASA RescueのSNSで飼い主が居ないか確認を取るために掲載された記事を見て私は彼らと連絡を取り治療とリハビリで協力できることを伝えました。
MASA Rescueのボランティア、ケルシー・クルトとCity of Midland Animal Servicesのリンダ・ポージーの協力を得て私たちが運営するサンアンジェロのリハビリ施設へイブを運ぶことになりました。

イブの飼い主が居ないか確認を取るために2日間待たなければならず、ボランティアのリンダ・オニールは21日にイブをミッドランドの施設まで迎えに行きました。
シェルターに到着したリンダは思いがけない光景を目にしました。
イブは保護された子猫たちを抱いていたのです。

スタッフの話ではイブには最近まで授乳をしていた形跡があり、子犬を育てていたことが分かりました。
シェルターのボランティアはすぐにイブが保護された事故現場の周辺を探したそうですが、子犬を見つけることはできなかったそうです。
我が子と離れ離れになってしまったイブはひどく落ち込んでしまい、スタッフたちは心を痛めていたそうです。

そんな時母猫のいない2匹の子猫がシェルターに連れてこられました。
1匹は生後2~3週、もう1匹は生後4~5日でした。
スタッフはイブすぐにイブと子猫を一緒にできないか試してみる価値があると考えました。
するとイブはすぐに子猫を胸に抱いて体を舐め始めたそうです。
イブは喜んでミルクを与え、排泄を助け子猫たちのお世話を続けました。
さらに生後2週ほどの子猫が5匹加わり、イブの胸には7匹の子猫たちが彼女のぬくもりと愛情を求めたのです。

イブは子猫たちに愛情を注ぎました。
それはイブの心は安定させて彼女は元気を取り戻し始めたのです。
子猫達とイブを引き離すことなど考えらないことでした。
リンダはイブと子猫たちを一緒に運んだのです。

施設に到着したイブたちに、私たちは落ち着いて過ごせる環境を準備していました。
子猫たちはイブにしがみついてミルクを飲んでいます。
私たちがイブに向かって子猫たちのことを話しかけると、彼女は盛んに尻尾を振って嬉しそうに応えてくれました。

イブたちの布団を取り換えるために子猫たちを先に移した時は、イブは吠えて「子猫を返して!」と伝えてきたのです。
イブは自分がひどいケガを負っているにも拘らず、子猫たちを我が子と同じように愛情を注いでいました。

イブは獣医師の診察を言受け、25日の午後手術を受けることが決まりました。
イブは手術のために2日間の入院が必要ですが、その間、子猫たちは施設のスタッフたちにお世話されてイブの帰りを待ちます。
大きな子猫たちは離乳食に挑戦し始めました。
子猫たちはキャットフードを食べ物だと認識することから始めなければなりませんでした。
ボウルと格闘して顔中がキャットフードまみれになっていますが、それでもお腹いっぱいに食べることができました。

イブのおかげで順調に成長する子猫たちは、いずれ新しい家族を探すことになります。
だけどそれはもう少し先のこと、子猫たちは今、イブの帰りを心待ちにしています。

そしてイブの手術は無事に成功しました。
イブも子猫たちのもとへ帰ることを楽しみにしているはずです。
彼らがここで再会するのを私たちも楽しみにしています。