ある日ニューヨークの路上で不気味な猫がいると通報を受けた動物保護団体のスタッフが駆け付けました。
明らかに異常な状態の1匹の野良猫がいました。
その猫の口の中には野球ボールぐらいの大きさの腫瘍が出来ているため顔が変形しており視界も悪く、おそらく水を飲むのもごはんを食べるのも困難でしょう。
スタッフは猫を保護したのですが、猫の状態では里親が見つかる可能性が非常に低いと判断し殺処分率の高いアニマルシェルターへ引き取られました。
そしてシェルターのスタッフも猫の状態を見るなり殺処分を決めたそうです。

その野良猫の殺処分が差し迫って来たときのことです。
猫は動物保護団体「Unwanted NYC Pets」のスタッフと運命の出会いをします。
その施設は高齢の動物や障害を抱える動物を保護する団体です。
野良猫はその施設に引き取られることになり「ケタ」と名付けられました。

奇跡の出会いをしたケタですが、これから生きるために過酷な治療を受けなければなりません。
スタッフはケタの世話をしながら複数の獣医師に診断してもらったところ腫瘍を取除かなければならず、その際に左目を失うリスクが高いというのです。

スタッフはケタがたとえ左目を失うことになっても命が助かるのであればと手術を決断します。
ケタにとっての最善策である手術をした結果…
手術は無事に成功し左目も失わずに済んだのです。
術後のケタは驚くほど速いスピードで回復を遂げています。

ケタは現在も施設で治療を受けながら回復しています。
心からスタッフを信頼したのか、ある時からスタッフへ甘えるようになったようです。
視界も良くなり自力でご飯も食べれるようになりました。
あとは素敵な里親さんのお迎えを待つだけになりました。
早く新しい家族の元で幸せな日々を送る様になって欲しいものですね。