子猫は泥にまみれ、ひとりぼっちで発見されたそうです。
子猫は目が開き始めていましたが、片目は炎症のために閉じられていました。

あの日私は数匹の子猫のお世話を引き受けたばかりでしたが、自宅にはまだ子猫専用の部屋を用意できました。
私はシェルターが閉まる前に何とか間に合うように急いで引き取ることができました。

私は子猫にホープと名前を付けて24時間体制のお世話を始めまいた。
しかし、ホープは生後3週を迎えても体重はわずか160g、生後10日ほどの大きさしかありませんでした。

生後5週でホープの体重は190gに増えましたが、このとき、ホープはコクシジウム(消化管などの細胞内に寄生する球虫類)に感染しみるみる体力を奪われてしまいました。
私は何度もホープが夜を越せないのではないかと不安になりましたが、ホープは諦めてはいませんでした。
私は食欲を無くしたホープに何とか食べてもらおうと、付きっ切りで食事を助け、あまりにも衰弱したホープに水分を補いサプリメントを与えました。

ホープの小さな体は信じられないほど強い生命力を持っていました。
ホープは5日後には自分で食べるようになり、日に日に食欲を増していったのです。
数週間の間、ホープは340gから体重を増やすことができずにいましたが、ある夜、突然体調を崩し、私は彼女を動物救急病院へ連れて行きました。
すると鈎虫(寄生虫)が見つかり、治療を受けた2日後には元気を取り戻してきました。

生後11週と3日、ホープの体重はついに1ポンド(453g)に達しました。
感染症や寄生虫が完全に無くなるまでには、長い時間と多くの恐怖に満ちていましたが、ホープ自身は決して生きる意志を失いませんでした。
ホープの身体は小さいけれど、心は強く大きく、私はホープに何度も励まされていました。
そして、私は成長がゆっくりなホープがほかの発達面で決して遅れていないことを感じていました。

順調に回復するホープがほかの子猫達と遊ぶようになったとき、彼女は小さなハムスターのように見えました。
ホープは自分がほかの子猫に比べてどんなに小さいか気にしていませんでした。
自分が小さいことを知らないと言った方がいいかもしれません。
とても協調性に優れ、走り回ったり、跳ねたりほかの子猫達に引けを取ることはありませんでした。

私は初めてホープに出会ったとき、あまりにも小さな彼女に打ちのめされてしまいました。
そして、何度も死の縁を彷徨いながら、必ず苦境を乗り越えるホープを見て私の人生にホープが必要だと思うようになりました。

私はホープに見失っていた希望を再び与えられていたのです。

ホープは生後4か月半を過ぎたばかりです。
体重は680g、平均の1/3サイズです。
でも、ホープは決して媚びない個性でしかも愛情深く包容力があります。
私の注目を欲しがり、周囲に気になりことがあると、私の肩に飛び上がって観察しています。
長い一日の終わりも、ホープは私の肩の上で眠りにつきます。

私は彼女にホープという名前を付け、ホープは私の人生に希望をもたらしてくれました。