9月の初めごろから裏庭でタキシードの痩せた小さな子猫を見かけるようになりました。
子猫は私たちに気付くと怯えた様子で大きく目を見開きすぐに隠れてしまいます。
お腹が空いているのではないかと心配した私は何とか子猫に近付こうとしました。
でも子猫はすぐに車の下に逃げ込んでしまいました。
2日前まで私は子猫に近付けませんでした。

子猫が庭に戻ってきました。
私に気付くとやはり車輪の陰に隠れそうです。
でも、その日の子猫は空腹の限界だったようです。
私のほうへ近付いて来ました。
私は子猫を掬い上げて家に入りました。

私たちは子猫の前に食べ物を置きました。
お腹を空かせた子猫はすぐにお皿いっぱいのキャットフードを食べ始めました。

空腹を満たした子猫はすっかりリラックスしたようで、床に転がるとお腹を見せて思い切り体を伸ばしました。
私がタオルを敷いた膝の上に子猫を乗せるとそのままお昼寝を始めました。

我が家にはすでにマペットとフィスク、2匹の猫が一緒に暮らしています。
私たちは子猫に引き取り手を探せないかと思いました。

我が家の2匹の猫たちは地元ブルックリンのレスキューグループ、フラットブッシュキャッツに救われた保護猫でした。
私は子猫を彼らに託せないかと連絡を取りました。

グループのリーダー、ウィルとディヴィアはすぐに子猫を迎えに来てくれました。
ディヴィアは汚れていた子猫をすぐにお風呂に入れてくれたそうです。
子猫を洗い流したとき、シンクには血を吸ったノミの便で赤く染まった水が流れていったそうです。
ディヴィアは子猫の体を覆っていたノミを、専用の櫛で丁寧に取り除いてあげました。

身体がきれいになった子猫はウィルのシャツの中で温められました。
そして、グループで里親を始めたボランティアのアメリアさんのもとでお世話をしてもらうことになったそうです。

ひとりぼっちだった子猫は彼女自身の勇気のおかげで新しい人生を始めることができました。
彼女はもう、飢えることも危険にさらされることもありません。
子猫には愛情にあふれた日々が待っています。