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氷のような気温マイナス1℃の朝。子猫の鳴く声で家族は目が覚めました。『近いね、どこだろう?』外に出た家族は、家の前の木に向かって足元を探し始めました。ふと茂みの陰に身を隠す1匹の小さな子猫を見つけました。もうすぐ日の出、冷え切った空気の中でたった1匹頼りなく鳴いていました。

我が家のある地域は密集した森林に取り囲まれています。この辺りでは野生の猫をよく見かけます。私たちは子猫の母猫が近くにいるのではと思い、暫くの間そこで待ってみることにしました。

しかし、母猫は現れなかったのです。子猫が寒さに震えているので、私たちは子猫を連れて家に入りました。まず、子猫を温めなければなりません。

毛布に包んで温めると、緊張していた子猫の表情が和らぎました。
我が家には犬が2匹と、4匹のモルモット、5羽の鶏、そして1匹の猫。すでにペットがいます。私たちは全員一致で子猫を家族の一員として迎えることにしました。

子猫の名前はポーにしました。我が家のペットたちはポーを大歓迎してくれました。
そしてポーは、我が家の一員になったその日から、一家のプリンセスになっていました。
ポーは、誰かがそばにいないと鳴いて呼ぶようになりました。
すると誰かが必ずそばに生き、ポーに寄り添っています。

先住の猫は、ポーをとても可愛がってくれます。まるで本当の親子のようでしょう?
あの寒さの中で、たった一人助けを呼んでいた、たくましいポー。
我が家の小さなプリンセスは順調にレディへと成長しています。