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2016年春、オーストラリアの路上でカップルに保護されたとき、フェリックスとドーラは生後5週間でした。子猫たちは生まれつき瞼がありませんでした。心配したカップルは、地元の動物保護団体に助けを求めました。施設での診断の結果、子猫たちには失明の危機が迫っていることが分かります。

私たちが保護したとき、2匹は瞼を閉じることができないためとても辛い状況でした。
しかも診察の結果では、このままだと1年以内に失明する可能性が非常に高かったのです。
私たちはシドニーの動物専門の眼科医に相談し、2匹が6か月になるのを待って手術を受けることにしました。

手術は彼らの唇の皮膚を使い、瞼を作るというもので8時間に及びました。
手術の結果は大成功!2匹は瞼を手に入れたんです。
ドーラの表情を見て下さい!以前はとても硬い表情だったのが、まるで微笑んでいるようでしょう?ドーラはとても賢く勇敢です。それにこの愛らしさが加わりました。

フェリックスもとてもいい表情に変わりました。
彼はもともと元気でいたずら好きですが、さらに元気になりました。
毎日いたずらをしては周りの人に甘えるのが上手です。
大きな声で元気に鳴くのですが、とても楽しんでいるようですよ。

ドーラとフェリックスはカップルのおかげでこの施設に来ました。
手術を待つ間、ここでは家族のような存在になり、みんなに可愛がられてきました。
2匹は9か月になりましたが、ここで里親さんが現れるのを待っています。

大変な手術を乗り越えて光を守られた2匹です。
もっとたくさんの人をとびきりの笑顔で癒してくれると思います。
・・・多少、冒険といたずらがついてきますが(笑)