開発の背景には、高齢ネコ社会の悩みが…

このネコちゃんはこの場所から、昔と今の違いを感じているのでしょうか。
それにしても、貫録のあるたたずまいです。
近年、猫の長寿化が進んでおり、18歳以上の猫の頭数は2011年23万頭から2014年36万頭と3年間で156%増加し、今後もさらに増える見込みです。このように年々増え続けている“高齢”猫の飼い主は愛猫の体調管理に対する意識も高く、特に「健康な腎臓を維持したい」がニーズの1位となっています。腎臓病の発症率は、年を重ねるとともに大きく上昇し、健康な腎臓を維持することは、猫の健康寿命延伸に重要な意味を持っています。

出典:www.unicharm.co.jp

猫の飼い主の皆さんは、やっぱり長年連れ添ったわが子といつまでも元気な姿で一緒に居たいですよね。そんなユーザーの声を集めて、さらに高齢のネコちゃんに発症しやすい腎臓にかかわる病気のリスクを減らす仕組みは、嬉しいものです。

ふつうのキャットフードと、どこが違うの?

お腹いっぱいになって、今から眠るところでしょうか。
それにしても、大きなあくびです。

ウエットフードの工夫は?

腎臓の負担となる「カリウム」の量を調整して、さらにネコちゃんのお腹の健康維持に必要な「オリゴ糖」を配合しているそうです。
また、魚のフレークを従来の商品よりも50分の1まで細かくしたそうで、食べやすさにこだわったそうです。

ドライフードにはこんな工夫があります

ドライフード製品の全てに入っている「腎臓の健康維持用」の文字。その、腎臓の働きに負担をかける成分である「リン」の量を極力少なくしたそうです。7歳用の食事と比べて15%減、15歳用の食事と比べても5%減らしたそうです。
また、ビタミン類は不足しがちになるので15歳用の食事と比べて、ビタミンEを105%増、ビタミンB群は110%増になっているそうです。
さらには、必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3の量も調整して、栄養バランスを整えたそうです。
高齢のネコちゃんは、一般的なサイズのドライフードは食べづらいということが研究でわかったそうで、このシリーズの商品は全て、従来比22%、粒の大きさを小さくしたそうです。

商品開発に携わっていたのは…

今からケーキを食べるところみたいです。
やっぱり、人もネコも甘いものは別腹です♪

(下の記事に登場するネコちゃんではありません。)
この商品を実際に開発したのは、同社の伊丹工場(兵庫県)にある開発チーム。そして、彼らの開発を陰でサポートしてくれる存在が、工場内のペット部屋で生活している3匹のニャンコたちだ。では、工場のネコたちを紹介しよう。まずは16歳のミック(オス・アビシニアン)。’99年に工場へ来て以来、ずっと暮らしている最古参だ。現在は病気のため、ケージで暮らすことが多いけど、人の膝の上が大好きな甘えん坊。トリマーがアレンジしてくれたフワフワのしっぽが超オシャレな、コテツ(オス・ノルウェージャンフォレストキャット)は2歳。とにかくいいやつで、カメラを向けると、カメラ目線を送ってくれる。そして、やんちゃ盛りの末っ子、1歳のシマ(メス・日本猫)は、生まれたばかりの野良ネコを開発部員が拾い、自宅で育てた後に仲間入りした。人見知りも場所見知りもしない、大物っぷりだ。

出典:news.livedoor.com

「フードは毎日、違うものを与えています。いろいろな味を覚えて、好き嫌いがなくなるので。ただ、よりおいしいものを求めるようになって、あまりお気に召さないフードをあげると、微妙な顔をしていますが(笑)」

そのおかげか、3匹とも毛並みはとても艶やか。毎日、おいしいごはんが食べられるなんて、人間から見ても、うらやましいニャ!

出典:news.livedoor.com

ネコちゃんが食べるものだから、やっぱり開発にもネコちゃんたちが携わっていたのですね。

この子たちのおかげで、多くのネコちゃんたちが納得する味が生まれているのなら、開発室のネコちゃんに今後も頑張ってもらいたいものです。

どんな商品があるの?

「ねこ元気」シリーズ

まずは、ドライフードからです。
商品名は「ねこ元気 腎臓の健康維持用20歳を過ぎてもすこやかに」

味は、ネコちゃんが好きそうな「マグロ・カツオ・白身入り」と、お魚豊富な味になっています。
1.6kg入りのみです。
カロリーはちょっと控えめの360kcal。(100gあたり)
続いては、パウチタイプのウェットフード。
商品名は、「ねこ元気 総合栄養食パウチ 20歳を過ぎてもすこやかに」
味は「お魚ミックス味」で、入っているお魚の種類は、マグロ、白身魚、あじ入りカツオです。
この商品は、「総合栄養食」となっているので、ドライフードを食べられなくなったネコちゃんにこのパウチだけ与えても、十分な栄養がとれるようになっています。やわらかい食事を好むネコちゃんには、重宝しそうですね。
カロリーは81kcal(100gあたり)です。

「銀のスプーン」シリーズ

まずは、ドライフードからです。
商品名は、「銀のスプーン 腎臓の健康維持用20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、贅沢な「お魚づくし」味となっています。
入っているお魚の種類は、マグロ、カツオ、白身魚にプラスして、ネコちゃんが大好きな小魚の煮干しとしらすが入っています。
グルメなネコにはピッタリですね。
900g入りと1.4kg入りの2種類から選べて、それぞれ小分けパックになっているそうです。ネコちゃんにいつでも新鮮なごはんを与えられる工夫も嬉しいですね。
カロリーは高めの400kcal。(100gあたり)
こちらは缶入りのウェットフード。
商品名は、「銀のスプーン 缶20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、オーソドックスな「まぐろ」味です。偏食気味のネコちゃんでも、これなら食べてくれそうですね。
カロリーが36kcal(100gあたり)とかなり低いので、お好みのドライフードのトッピングとして与える方がよさそうです。
こちらはパウチタイプのウェットフード。
商品名は、「銀のスプーン パウチ20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、オーソドックスな「まぐろ」味です。缶入りのものよりもやわらかくほぐしてあるそうです。
カロリーが25kcal(100gあたり)と先ほどの缶入りよりもさらに低いです。

「銀のスプーン 三ツ星グルメ」シリーズ

こちらはドライフードです。
商品名は、「銀のスプーン 三ツ星グルメ 腎臓の健康維持用20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、「お魚レシピ~挽き小魚とかつお節仕立て~」味となっています。
なんだか、フランス料理のお店のメニュー表に載ってそうな雰囲気です。
リッチなネコちゃん向けでしょうか。
240g入りのみで、食べきり小分けパックになっているそうです。
カロリーは高めの400kcal。(100gあたり)
こちらはパウチタイプのウェットフード。
商品名は、「銀のスプーン 三ツ星グルメ パウチ20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、「まぐろ入りかつお」味です。
こちらはカロリーが17kcal(100gあたり)と低いので、ドライフードにトッピングした方がよさそうです。
こちらもパウチタイプのウェットフード。
商品名は、「銀のスプーン 三ツ星ジュレ パウチ20歳を過ぎてもすこやかに」
味は、「まぐろ・かつおにしらす・かにかま添え」味です。
ぜいたくな風合いですが、カロリーはたったの14kcal(100gあたり)だそうです。
ジュレタイプなので、ドライフードにからめたらいいぐらいにドライフードがふやけて、食べやすくなりそうです。