地元のブルックリンでTNRプロジェクトに取り組んでいた私たちが助けた猫はすべて通りで暮らしていた猫です。私たちは様々な方法で彼らを見つけます。
茂みに隠れていたり、声をかけるとすぐに近付いて来たり、歩道で仲良くなる猫もいれば助けが必要なのに怖くて人間に近づけない猫もいて彼らにはトラップを仕掛けます。
チャーリーは助けを求めてトラックの前を走りました。

ホイットニーは自分に向かって走る子猫にショックを受けすぐにトラックを停めて子猫を掬い上げました。
しかし、彼女はどうしたらいいのか分からず野良猫を助けているらしいグループを思い出して私の家を訪ねてきました。
当時の私たちはTNRに焦点を当てて活動しており養育や救助はその延長でした。
私はチャーリーの入った箱をバスルームに運びました。
小さな子猫が安心して過ごせるスペースを確保し私たちの猫と離しておかなければなりません。
私はチャーリーをお風呂に入れ、1時間以上かけて100匹ほどのノミを取り除きました。

遅い食事のあとチャーリーはお昼寝を始めました。
ひとりぼっちの子猫にはたくさんの注目が必要だと言うことをすぐに感じました。
普通なら子猫は一緒に生まれた子猫にかこまれていますが、そのときのチャーリーにとっては私たちしかいません、私たちは彼女のためにできるだけ時間をとるようにしましたが、チャーリーは私たちの膝の上で彼女の尻尾で遊びました。
彼女には友達が必要でした。

同じ時期、私たちは地元の地域で複数のTNRプロジェクトに取り組んでいました。
チャーリーを受け取った10日後の夜のことでした。マークしていた野良猫の小さなコロニーを探し回っていたときチャーリーが保護された場所から2ブロック離れた所で数匹を捕まえることができました。その中にチャーリーの兄弟が居たのです。驚きました。
友だちを必要としていたチャーリーは兄と再会できるのです。
私たちは彼にウォレスと名前を付けました。

ウォレスはすぐに回虫の治療を受け、少しずつ食欲を取り戻して行きました。
決して社交的とは言えませんでしたが、彼は鶏肉のベビーフードを気に入り次第に私達や家の中に慣れて行きました。

2匹を再会させたときチャーリーはいわゆるカニダンスで彼女の兄を歓迎しました。
チャーリーはウォレスとの再会にとても興奮していました。
冬の間に外で生まれた多くの子猫は生き残ることが難しいものです。私たちはウォレスを見つけることができて本当に嬉しかった。
ところがウォレスと再会した直後にチャーリーの食欲が衰え始め、獣医師は細菌感染を疑い抗生物質の投与を薦めました。
通りで暮らしていたチャーリーはその間に免疫力を低下させていました。幸い注射器でペースト状の食べものを与え投薬を数日続けると回復に向かいはじめました。

チャーリーとウォレスは1日中離れませんでした。2匹は離れることはなく、私たちは2匹の養育に苦労しませんでした。
幸い2匹はFIV/FELVに陰性でその後も順調に体重を増やしました。
そしてクリスマスの直前、2匹は一緒に新しいママのもとへ旅立って行きました。
私たちはチャーリーが旅立つとき必要な唯一のものがウォレスだと思っていました。
私は彼らのママにチャーリーが運ばれてきた大きな段ボール箱をプレゼントしました。2匹はあの箱が大のお気に入りだったからです。彼らのママはとても喜んでくれ、彼らは長いことあの箱で昼寝をしたり遊んだりしていたようです。

ホイットニーの前に走り出したときチャーリーは人生を変え始めました。そしてウォレスの存在が彼女を最高の人生へ導いてくれました。
あれから2年、成長した彼らは今でも片時も離れずに暮らしています。

家に猫が居ないなら、そして子猫を飼おうと思ったら仲のいい一組をおすすめします。友達のいる猫は想像以上に家族を豊かにします。