リリーはタンパの道路脇で発見されました。トキソプラズマ症に感染していた彼女はICUで1週間治療を受けた後私がお世話を引き受けることになりました。
到着したリリーはまだ歩くこともままならない状態で抗生物質が処方されていました。
体力が戻り始めても彼女は動くことにあまり興味を示しませんでした。

リリーが到着する数日前、疥癬と低体重に苦しむローザのお世話を始めていました。
リリーもまた全身の骨を感じることができるほど痩せていました。
私は彼女の疥癬の治療のためにオーガニックのココナッツオイルで毎日1時間のマッサージをしました。

しばらくしてリリーの抗生物質の服用が終了したとき、私はリリーとローザを紹介しました。
2匹はい互いの匂いを確かめ合うと、すぐに寄り添うようになりました。
リリーにとってローザとの出会いはとても幸運でした。当時のリリーはまだうまく歩くことができず水中で筋肉を強化する治療を受けていました。ローザとの出会いは明らかにリリーの回復を助けていました。

数週間後、少しずつ歩けるようになったりりーはローザに寄り添われ常に行動を共にするようになりました。
どちらかが、家の中の探検を始めるともう1匹が後ろを付いてまわりました。
どちらかがお昼寝を始めるともう1匹も寄り添ってお昼寝を始めました。
食事の時間になると別々のボウルを用意しているにもかかわらず、ひとつのボウルで食べました。

人間を知らずに生まれた2匹は3ヶ月経っても少しシャイな部分を残していました。
自分達の部屋を出ると、ローザは周囲に警戒しましたが、そんなときリリーはローザを落ち着かせ環境になれるのを助けていました。
2匹はお互いを補いあいゆっくりと人間との暮らしに慣れて行きました。

私の想像力はときどきリリーとローザが双頭の猫のように感じることがあります。

瀕死の状態から回復し、新しい家族を探す準備が整ったとき私は2匹を一緒に迎えてくれる家族を探そうと決めていました。
アメリカには数百万の家を必要とする猫が居ます。私はチャンスをつかんだリリーとローザの夢を必ず叶えたいと思っています。