その日、地域猫の様子を見に出かけた私はある家の裏手で小さな黒猫を見つけ衝撃を受けました。大きなゴミ箱の傍で倒れていた子猫は私が近付いても動くことさえできませんでした。衰弱した子猫は目に感染症が見られ、一刻も早く治療が必要な状態でした。私は子猫を掬い上げることができました。
子猫は数十匹のノミに覆われ、貧血のために歯茎が本当に真っ白でした。

私は救助活動で手いっぱいだったためすぐに子猫のお世話を引き受けてくれる養育ボランティアを探し始めました。
子猫は最初の数日間無気力で食べることもままならず、私は時間ごとに注射器で食べものを与えました。
幸い3日後には回復に向かい始め、鳴き声を聞けるようになりました。
その後養育ボランティアのべラ、そしてニューヨークで活動するベス・スターンのもとで子猫は順調に健康を取り戻し、ベスは子猫にルル・レモンと名前を付けました。

ニューヨークで暮らす家族が愛猫のモジョのために友だちを探していました。彼らはベスのインスタグラムでルルを見つけ、ルルはついに永遠の家に迎えられました。
小さなルルと出会ったモジョはルルを歓迎し、ルルは新しい暮らしにとても興奮しました。

モジョはルルをとても可愛いく思い、元気いっぱいのルルをのびのびと遊ばせました。
ルルはモジョにとって年の離れた可愛い妹そのものでした。
家族はすぐに結び付いた2匹に幸せを感じました。

モジョとルルはすべてを共にしました。
モジョはルルの兄であり、父親のように接することもあります。
ルルはとにかく元気いっぱいでエネルギーの尽きないいたずらっ子でした。
モジョはルルのヤンチャに忍耐強く、少々の乱暴にも寛大でした。

モジョはルルの2倍近い大きさなのにルルに対してとても優しくしました。
モジョはグルーミングを大切に考えていて、ルルが毎日きれいに整えました。

ルルを救助して3年が経ちました。
ルルとモジョの家族は2匹のインスタグラムでこう語っています。
『ルルは私たちの家にとても多くの喜びをもたらし、モジョは今まで以上に幸せです。それを可能にしたのは彼女を協力して助けてくれた人たちがいたからです。』
私はモジョと共に幸せに暮らすルルの姿を見ることができ、彼らの家族とルルを育ててくれたベラやベスに感謝しかありません。
私たちは今日も通りで待っている助けを必要とする猫を見つけなければなりません。