ピクシーはふらりと冒険に出かけては数日帰らないこともあります。

先日、帰宅したピクシーが見たこともない新しい首輪をつけていました。私が気付いたのはそれだけではありませんでした。
彼は明らかにふっくらとしていました。
そのとき、私はふと思ったのです。
ピクシーには別に帰る家があるのではないかと。
私は確かめようと思いました。

『私の名前はピクシーです。彼には2軒の家があると思います。』

メモを見覚えのない首輪にしっかりと括りつけました。
それから間もなくしてピクシーはいつものように冒険へ出かけて行きました。

ピクシーが帰宅したとき首輪には新しいメモが括り付けてありました。

『私の家ではワラシュと呼ばれています。彼は確かに家を2軒持っているようですね(笑)』

やっぱり思った通り、ピクシーったら!
彼はふたつの家でかわいがられ、たっぷりの食事を与えられていたのです。

ほとんどネガティブな感情はありませんでした。
私は会ったことのないピクシーのもうひとつの家族に宛てて自己紹介の手紙を書き、彼らがピクシーを動物病院へ連れて行く予定があるといけないので最近の診療情報があることを付け加えました。

ピクシーは家にいるとき私と寄り添い一緒の時間を楽しんでします。
きっともうひとつの家族もいい人たちに違いありません。だってピクシーのお世話をしてくれているのですから。

私が暮らすメキシコにも家が必要な猫はたくさんいます。
ピクシーは彼を大切にする家が2軒もあるなんて幸せ者です。