まずは尻尾の構造について知ろう!

  
皆さんは猫ちゃんの尻尾がどのような構造になっているか、ご存知ですか?

くねくねさせてみたり、ピーン!と伸ばしてみたり…
猫ちゃんの尻尾は本当に色々な動きをしますよね。

その動きを可能にさせているのは
どんな物なのか、気になったので調べてみました♪
 
こちらは
猫ちゃんの尻尾の断面図です。

意外と細かく分かれています!
 
このいくつもの筋肉には役割があるそうで、例えば

・内背側仙尾筋…この筋肉は尻尾を上に持ち上げる筋肉。
・尾横突間筋…この筋肉は尻尾を横にくねくねさせる筋肉。
・直腸尾筋…この筋肉は尻尾を下に丸める筋肉。

猫ちゃんが器用に尻尾を動かせるのは
いくつもの筋肉がそれぞれ役割を果たしているからなんですね!
これは驚きです!
 
猫の尻尾の骨はこうなっているそうです。

 
長さによって尻尾の骨の数は違うようですが
これだけの小さな骨が繋がって
あのしなやかさを出しているんですね!

そして尻尾には
とても大事な神経が複雑に連結しているようで
そこに負担がかかると様々な障害が出てしまうそうです。

よく幼い頃に
『猫の尻尾は急所なんだよ!』
そう言われましたが、その理由が今回よくわかりました(笑)

“尾曲り猫”ってどんな尻尾?

 
さて、尻尾の構造を説明したところでここからが本題です。

十人十色とはよく言いますが
猫ちゃんの尻尾もその子その子で形や長さは様々。
 
このようにそれぞれ尻尾の形によって
名前がつけられ、分類されているようです。

 
この中で尾曲り猫と言えば
やはり5・6・7の尻尾の形ではないでしょうか?

5はキンクドテイールと言って、尻尾の先が曲がっています。
6はコークスクリューテイルと言って、豚の尻尾のように曲がっています。
7はボブテイルと言って、短い尻尾で曲がっています。
 
なんだか人間の髪型のような名前ですね(笑)
こんな名前があるとは知りませんでした!

 
こちらの猫ちゃんは見事な曲がり具合!

この曲がり方、日本ではよく
“かぎ尻尾”そう呼ばれてもいますよね。
 
きっと皆さんも一度は耳にした事がある、聞き慣れた呼び方ではないでしょうか?

どこからきたの?尾曲り猫。

 
尾曲り猫の歴史については諸説ありますが
日本で尾曲り猫が一番多くいるのは長崎だそうです。

どうやらその理由としては
江戸時代、長崎の出島でオランダとの交流を続けていた際
日本にいる尾曲り猫の祖先が日本に運ばれ住み着いたというもののようです。
 
こちらは江戸時代後期の浮世絵に描かれた猫です。

しっかり尾曲り猫も登場しています♪

それまでの浮世絵には
尾曲り猫は登場しなかったようです!
 
そして当時、『長く生きた猫は猫又になる』
その迷信が強く人々に信じられていた事もあり
尻尾の長い猫より短くて曲がった猫が好まれていたそうです。
 
猫又といえば妖怪ですからね~

信じてしまう気持ちもわかりますよね(笑)
 
生まれて間もない赤ちゃんの
柔らかい尻尾を母猫が踏んでしまう事故で
尾曲り猫になってしまうケースもあるそうですが、
江戸時代からの様々な事情で劣性遺伝などを繰り返し
日本でも尾曲り猫が増え、定着していったようですね。

幸せだって掴めるよ!

 
色々な歴史を歩いてきた尾曲り猫ですが
その曲がった尻尾が反対にとっても喜ばれる事もあるんですよ!

海外ではその曲がった尻尾が幸せを引っ掛けてくる!“幸せ猫”とも呼ばれているとか♪
 
見てください!
この2匹の重なり合うカギ尻尾!

見ているだけで幸せな気分になれちゃう♡
 
こちらの猫ちゃん達も
2匹仲良く幸せを引っかけてくれそう♪

この表情もたまりませんね!

こちらの白猫ちゃんも
見事なカギ尻尾な上に
この立ち姿と振り返る顔が美しい!(笑)
 
今回、尾曲り猫を調べてみて
まだまだ知らない事や不思議な事が猫ちゃんにはたくさん隠されているんだなぁと、感じました。

皆さんはいかがだったでしょうか?

こんな風に色々な不思議を秘めた猫だからこそ
私達は惹かれていくのかもしれませんね♪

因みに猫ちゃんの尻尾は防寒具の役割もするんですよ~
猫が丸くなるのは尻尾をマフラー代わりにするからなんですって~(笑)