子猫の鳴き声が聞こえたとき、とても心細そうな声だったので心が痛みました。
ポーチまで出てみると階段の隙間から子猫がポーチの下で雨を凌いでいるのを見つけました。
マシューが車へ向かって歩き出すと子猫は彼の後を追いました。
すかさずマシューは子猫を掬い上げ上着でくるむと車に乗り込みました。

子猫はとても痩せていてお腹を空かせているようでした。
お風呂に入れ、食べ物をあげるとしばらく食べることができなかったのか驚くほどたくさん食べました。
お腹が満たされると子猫は私たちにぴったりと寄り添ってお昼寝を始めました。

近所に子猫を知る人がいないか訪ねて回りました。
子猫を見かけた人がいて、どうやら近所に捨てられ、この辺りをさまよっていたようだということが分かりました
私たちは子猫を家族に迎え、マシューの後にくっついてまわるのでタグと呼ぶことにしました。
動物病院に連れて行くと、タグは生後12週だと分かりました。
幸い健康面に大きな問題は見つかりませんでした。

タグはすぐに私たちに馴染んで、家中私たちの後ろを付いてまわるようになりました。
でもタグが誰よりも気に入ったのが生後間もない息子のローワンでした。
マシューがローワンにミルクをあげ始めると、タグは決まってローワンの上に寝そべってフミフミを始めます。
ローワンはそんなタグが大好きで、タグの耳を撫でています。
タグが食事をしているとき彼はローワンの様子を気にしています。
お腹がいっぱいになるとローワンと一緒に遊び、ローワンがミルクを飲んでいるときは鳴いています。
まるでミルクを飲むローワンを応援しているようです。
私たちはタグとローワンは日に日に絆を深めているように感じて幸せを感じています。

娘がタグに気付いて私たちはひとりぼっちのタグと出会いました。
まるで生まれたときから私たちと一緒にいたように、すぐに家族に溶け込んだタグは我が家でローワンという親友と出会いました。
きっと彼らは長い付き合いになるでしょう。
私たちはローワンとタグの成長が楽しみでなりません。