ある日、ミランダさん一家は愛猫5匹とともにワシントンにあるこの新居に引っ越しをしてきました。
荷物を片付けていたところキッチンで前の住人が残していったとみられる手紙を見つけたので読んだところ、そこには12年前に裏庭で生まれてからずっと前の住人が世話をしてきた猫について書かれていました。
その猫は足をケガしており遠くへ行くことが出来ないため前の住人が毎日2回ご飯をあげ続けてきたのです。前の住人が冬や雨の日のために小さな家を買い裏庭の壁に設置しているとのことでした。
ミランダさんたちにその猫の世話をしてもらえるかを尋ねた言葉もあったようです。

ミランダさんが手紙を読み終えるとふと視線を感じたため窓の外を見るとこちらをジッと見つめる1匹の猫がいたのです。
ミランダさんは猫のためにすぐにご飯を用意しました。
最初は警戒していた猫でしたが、ミランダさんたちが敵ではないと感じたようです。
ミランダさんはこの猫の世話を引き受けることを決め、「ラズ」と名付けました。

ラズは庭が気に入っているようで隠れたりしながらも毎日庭のどこかで過ごしています。
この岩は温かい日にラズがその上で寝そべりリラックスしているお気に入りの場所です。
いつの間にか家族の間ではラズは家族の一員のようになっていました。
そしていつの日かラズが心を開いてくれることを望み、毎日ラズの世話をしています。

引っ越ししてから数週間も経つとラズはミランダさんたちが食べ物を運んできたときもあまり警戒しなくなりました。
ご飯を食べている時でも家族が傍にいても逃げなくなったのです。
ミランダさんたちは近い将来同じ屋根の中で一緒に暮らし、ご飯だけでなく健康管理をしてラズに長生きしてほしいと思ったそうです。

ラズはお腹が空いてくるとドアの向こうで鳴いて知らせるようになりました。
可愛い声で催促してくるのです。
そしてミランダさんがドアを開けラズの頭を撫でるのです。大進歩ですね。

ラズ自身も5匹の猫たちと一緒に暮らす家族たちに興味をもち家の中がきになるようです。
ラズは心を開いてくれたのでしょう。
猫たちともガラス越しに対面しお互い怒ったりもせず気に入っているようです。
一緒に暮らすのもスグでしょうね。

新しい家に引っ越しラズと出会ったミランダさんたちがラズの世話をするうちにラズの心はだんだん開いてきました。
ラズはさらに心を開きやがて近いうちに家の中で家族や5匹の猫たちと一緒に幸せに暮らしていくことでしょう。
ラズは12歳の老猫ですが、元気に幸せな時間が長く続いてくれることを祈ります。