5月1日午後、保健所に連絡すると、2匹がまだ収容されていました。
子猫は@midorinotanboさんが見てきた子猫の中で最も小さい子猫でした。
ペットシートを敷いた段ボール箱に入れられ、母猫のぬくもりもなく適切なミルクを与えられることもない状態で数日を奇跡的に生き延びていました。
@midorinotanboさんは『里親を絶対探す!』つもりで連れて帰りました。

2匹は感染症のせいで目ヤニがひどく@midorinotanboさんはきれいにしてあげました。

@midorinotanboさんに協力して、2匹のお世話をするうちにすっかり心を奪われた旦那様は2匹を家族に迎えようと言い出しました。

家族の家にはすでに保護猫のアル、保健所で救われたイト、バン、メイと計4匹の猫が家族として暮らしています。
旦那様のことばに『本当に全員を幸せにできるの?・・・』@midorinotanboさんはまだ悩んでいました。

幸い、目の感染症は次第に回復し、日に日に成長する子猫たちは、家族に幸せを届けてくれます。
2匹には色の濃いメスにコイ、薄いオスにハクと名前が付けられ、家族の一員に加わることになりました。

早速2匹を先住猫さんたちに紹介しました。
ほかの猫たちが見ているだけという中で、バンくんはすぐにハクとコイを舐め始めました。
そのとき、バンくんにイクメンのスイッチが入りました。

その後もバンくんはミルクをもらった2匹のお尻を舐めて排泄を助けたり、そっと2匹のお昼寝に付き合ってくれました。

バンくんは男の子でも、血のつながりはなくてもハクとコイに愛情たっぷりのお世話をしてくれました。
あれあれ? ハク、なぜそこなの?

@midorinotanboさんの24時間体制の看護のおかげでたっぷりのミルクを飲んできたハクとコイは、3週間後に500gまで体重を増やすことができました。

ある日のお風呂上り。
@midorinotanboさんは何やらうれしそうな旦那様に近付くと、なんとも幸せな光景を目にします。

6月10日、ハクとコイは750gその10日後に1000gに届きました。

バンくんはお世話をするとき2匹を抱っこするのがクセのようです。
ハクとコイは、バンくんとお昼寝するときいつも抱き締めてもらいました。

次第に活発になっていくハクとコイはバンくんの長くて立派な尻尾でタマ取をして遊びました。
猫はしっぽを触られることを嫌いますが、バンくんはハクとコイに大事なしっぽをあずけてくれました。

2匹の後に畑のビニールハウスで見つかった子猫が加わり、すっかり成長したハクとコイは子猫を抱きしめてお昼寝をするようになりました。
きっとバンくんのぬくもりに包まれていた記憶がそうさせるのでしょうね。

家族に愛情を注がれて成長する猫たちはいつものびのびとして幸せそうです。
成長した2匹は子猫同士で遊ぶことも増えてきましたが、バンくんはまだまだお世話をしたい様子を見せているようです。
保健所で命の危機に瀕していた2匹は、最高の家族のもとへたどりついていました。