昨年の11月、南アフリカ・ケープタウンにあるホウトベイの街で「ジューン」と言う名の子猫が独りで彷徨っているのが発見されました。
ジューンは発見した人によって保護され保護団体「DARG」へ連れて来られたのです。
ジューンを引き取ったスタッフのホーリー・ギルバート・ジョーンズさんはジューンが生まれつき盲目ということに気づきます。
しかし、ジューンは盲目にもかかわらず何でもひとりで出来るのです。

ギルバートさんはジューンをその後数ヶ月育てましたが、ますますジューンのことが好きになったといいます。
ジューンはとても元気で人懐っこく、出会う人すべてに愛情を求めてきたのです。
「ジューンには人を楽しませ、喜ばせる力があります。そして出会うすべての人と友達になる才能があります」
とギルバートさんは言います。

しばらくして、Facebookの投稿でジューンを見たアンドリュー・ダフさんとレベッカ・ワーナーさんが、ジューンにひと目ぼれして一度も面会することなく家族として迎えることにしたのです。
実際、アンドリューさんはジューンを迎えに行ったときにジューンはすぐに彼の腕で丸くなったので思わず抱きしめたそうです。
アンドリューさんは絶対にジューンを手放すことは出来ないと思ったようです。

ジューンを連れて帰る途中に「パパっ子」と書かれたタグを買ったのですが、その通りでジューンは新しいお家に着くとすぐにアンドリューさんの腕によじ登って甘えたといいます。

アンドリューさんの家にはレイアとリールという先住猫がいたのですが、最初のうちはジューンのことをとても警戒していたようです。
しかし、3週間もする頃には2匹ともジューンを受け入れました。

ジューンはハーネスを着けてアンドリューさんやレベッカさんと一緒に家の外を散歩するのが大好きです。
そしてジューンは目が見えない分、聴覚が優れており非常に頭のいい猫です。
散歩をしながら色々な場所へ行き頭の中に地図を完成させているようです。
またジューンはその場所が安全であるかを確認するためにすべてのものの匂いを嗅ぎます。
ジューンが安全確認を済ませる間のゆっくりとした時間をアンドリューさんたちは人生の上で大切な素晴らしいものだといいます。

アンドリューさんとレベッカさんにとってジューンはなくてはならないかけがえのない存在になっています。
これからもジューンは大切な家族の一員としてアンドリューさんたちにたくさんの幸せをくれることでしょう。