猫のブランキスは散歩にでかけているはずでした。
2階で夫の声を聴いたときは何を言っているのか理解できませんでした。
私は急いで下へ降りて行きました。

その時撮影したのがこの写真です。

夫は混乱していました。
驚いたことに、ブランキスの背中には確かに何かが乗っていました。

よく見るとそれはオポッサムの赤ちゃんでした。
ブランキスがどこから連れて来たのかは分かりませんが、赤ちゃんはとても小さくて、まだ母親のお世話が必要なことは私にも分かりました。
ブランキスは赤ちゃんを助けるために私たちのところまで運んで来たに違いありません。

赤ちゃんは両手ですっぽりと包める大きさです。
私はオポッサムの母親が自分の子供を背中に乗せて運ぶことは知っています。
ブランキスは赤ちゃんが背中によじ登るのを受け入れたようです。
そして自分の家まで運んできたのです。

ブランキスは去年の12月、近所の路上で私が見つけました。
そのときの彼女はまだ目も開かないほど小さくひとりぼっちでした。
私は彼女を家に連れて帰り、そのまま家族に迎えました。
ブランキスはまだ1歳にもならない子猫です。

ブランキスは赤ちゃんに食事を与えることはできませんが、とにかく赤ちゃんを溺愛しています。
赤ちゃんを背中に乗せて、まるで自分の子供のようにずっと体をきれいにしているのです。
私たちはとても幸せな気持ちになります。

私は野生動物の専門家に連絡を取り、オポッサムの赤ちゃんのお世話の方法を教えてもらいました。

赤ちゃんはいずれ野生に帰っていくかもしれませんが、ブランキスは今赤ちゃんが安心して気持ちよく過ごせるように当たり前のように寄り添っています。

私たちはブランキスがほかの動物と仲良くなれることを知って感激しました。
まだ若いブランキスが赤ちゃんの母親代わりを自然に受け入れたのは、自分が救われたことへの感謝の現れのような気がしています。
私たちにとってブランキスは特別の猫、私は彼女が大好きです。